会社で結果を出したいなら、なおさら副業すべきと思う件について
弊社でも兼業がOKになった大複業時代。
兼業がOKになったのは今年の4月からですが、僕はその約1年半前から行っていました。
副業を(こっそり)していた身だからこそ、この会社ので方針については当然な判断だと思えることが多いです。
そもそも副業をOKとしないとしている会社が世の中にどれくらいいるのかはわかりませんが、そのような会社の言い分としては、想像するにこうだと思います。
会社:副業やる暇あるんなら、うちの仕事に精をいれろ。
なるほど一理なきにしもあらずんば虎子を得ずといったところです。
確かに、業績などの結果の伸びしろというのは数値化できないので、有り余った労力を副業なんかに使わずに会社の仕事に使えばいい結果につながると思うのは至極当たり前のことですね。
もちろん個人の自由なので、会社の勤務時間外で何をしようが勝手ではありますが、それが会社のルールとしているなら仕方がありません。組織ですから。
ルールを守れないならやめてください。という話ですからね。
逆に副業をOKとしている会社(今回のうちの会社も)の考え方はこうです。
会社:いろんな経験しろ、会社での仕事に活きるやろ
やっと時代が追いついてきたかと思った。
本当におっしゃる通り。
外での経験が結局会社での仕事につながったりするんですよね。これ結構大事。
僕も陰ながらいろんな副業、ビジネス、ブログ運営、投資、集客などなどやってきました。その経験が本業の仕事でも活きたと信じています。
僕が1年間ほどで会社の業務外で経験してきたことがどのように他の仕事に活きたのか、僕の感覚レベルですが、書いていこうと思います。
1、ビジネス案件をやってみた場合。
ビジネスはいろいろやりますが、僕のような会社員で片手間でできるビジネスなんて、だいたい物販やマルチ系の商品営業くらいです。またはフランチャイズなどです。
実際に僕が経験したのは
◉健康食品のマルチビジネス
◉不動産の仲介
◉引っ越し業者の仲介
◉仮想通貨投資セミナー等の勧誘
◉人材派遣会社の代理店
◉企業家塾の運営、勧誘活動
などです。紹介ベースのものは今でも行っていて、最近は人材派遣会社の代理店がアツいです。転職したい人連絡ください。
これらの経験で何が活きたかというと、「営業力」です。
ビジネスは基本怪しいので、いろんな商品やサービスを提案する難しさは防具無しでアルバトリオンをソロ狩りするくらいです。
そんな怪しいものを売れる力がつけば、会社のものを売るなんてわけありません。だって会社の名前は凄い信用がありますから。(ある程度の大手企業だからというのもあります。)
会社での仕事だけだと、どうしても会社の名前や看板が顧客の中では先行することが多いので、中々個々人の営業力はつかなかったります。ベテラン社員がいて、長年経験したことで、営業力が上がっているように見えるのは会社の名前をうまく使えるようになっただけなので、実は本人だけでは何のスキルにもなっていないこともよくあります。会社の看板ありきの能力ということです。
無名のビジネスをすることで
「どこの何を」売っている人
よりも
「誰が」何を売っているか
の土俵なので、かなり自分のスキルがつきます。この能力がある人が会社の商品を売るのが難しいわけがありません。僕もこの経験がどこかでつながると信じています。
2、事業投資をしてみた場合。
事業投資もしてみました。
仮想通貨の事業の初期投資、アービトラージ、FXの運用、バイナリの運用などです。
ポンジスキームと言ってお金だけ回収して飛ぶ会社もありましたが。
事業投資の件については、会社の信用性と投資価値についての観点が身につきました。
僕は東京に住んでいるのですが、よくわからないビジネスはかなりの数あります。
その中で失敗も繰り返したからというのもありますが、事業やサービスの初期出資などの投資案件もたくさんあり、やるべきかどうかを決める基準がそれなりに自分の中であります。
この投資は基本は親元の会社があって、その下で出資者を集めるというビジネスモデルになっているので、会社との提携と似ています。
これは所属している会社や事業部が他者と業務提携をするときに、割と活かされたりすると思います。
3、初期投資を行う経験について
そもそも、副業やるにしてもだいたいお金かかります。タダでできる副業はあんまりありません。ブログ運営か、メルカリで競取りするとかくらいはお金がかかりませんが。
なので、初期投資をしてみるという経験は割と大事です。僕的に良かったと思うのが
◉利回りの価値観が磨かれる
◉リスクコントロールをしながら革新的になれる
まず利回りについてですが、会社で何か行うときは、会社のお金なので、あまり利回りを考えないことが多いかと思います。若手ならむしろ考えなくていいです。もちろんプロジェクトリーダーとかであればプレッシャーがありますが、それは事業がうまくいくかどうかの基準なので、利回りは二の次です。
ですが、個人で初期投資したとき、例えば50万払ったとしたら、本気で最低でも50万は回収したいとか思いますよね?
これ結構大事で、お金を使って、それを回収できるかどうかって結構考えるの難しいです。わかっていてもその感性は自分でやってみて自分の尻に火をつけてみないとできないようなことです。
初期投資する事業内容の可能性として費用分回収できるのか、という観点と、その仕組みを使って回収できるほど自分は頑張れるかの二つの観点が論点になります。
そういう経験が会社では中々難しいです。副業では自分ごとになれるので、お金の回収まで見据えた事業推進ができるようになるんですね。
そもそも論、お金がかかってリスクがあるものを避ければいいじゃないか!
って思うじゃん?
そうは問屋が卸さないのが世の中なんですよ。
そういうのをいわゆる保守派と言いますが、リスクを負わずして前に進むことはありえません。
リスクは避けるものではなく、コントロールするものだからです。
会社も会社を大きくしたいので、新しい事業に参入、挑戦してほしいけど、リスクなしの参入はありえないので、リスクコントロールできる社員がほしい。けどそんな経験中々与えられない。困っちゃいます。
なのでこういう個人で副業とか怪しいことを言って、個人で50万、100万投資していろいろ経験した変態が会社にとっては結構いい人材になり得ます。
会社も人材教育費かかりませんからね。笑
こういう経験があると、特に僕みたいな年次が低いときから革新的に事業進めつつ、リスクも少なく新しいことを始めれるだけでもプラスになったりしませんか?
前年度は僕はあんまり知らないことが多かったということとコロナ情勢からの追い風もあって、業務体制をガラッと、(考えているようで)あんま考えていないような顔で変えてみたら吉と出たという経験がありました。
新しいことするの難しいし、今までのことを変えることって知っている側からすればかなりリスクと思うことも、リスクは負うもんとかいう変態だとやってこなせたります。バカなだけかもしれませんが、結果にはつながります。
という感じで、今時間がなく殴り書きにってしまってので、少し読みにくいかもしれないですが、僕の副業、つまりは会社外での活動をしてみた方がいいという考え方と体験談でした。
弊社も言ってました。
専門性を持ちつつ、いろいろな経験をした人間になりましょう。って
要領よくやっていきましょう。
おしまい。