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社会人3年目。最も大切にしてほしいことは

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早いもので社会人3年目です。早く感じるのは子供の成長とフォートナイトで遊んでいる時の体感時間だけで十分です。

 

社会人3年になったので、今回はその記念に僕的に大事だと思ったことを簡単にですがかいてみました。

3年間では色々なことを学びました。みんな業界や事業、仕事内容や労働形態など様々なので一概には言えないと思いますが、やっぱり一般的な社会人として仕事を行なっていく上で必要なスキルや仕事観というのは、どの業界においてもに同じような教育方針なのではないかと思います。

マーケティングの基礎や、コミニュケーション基礎、企画の立て方、タイムマネジメントPDCAサイクル、などなど。

 

僕個人的にこの3年でやっぱりこれが最も必要なスキルなのではないかなと思ったことを今日は紹介します。

 

 

 

これに関しては、年次はあまり関係ありません。むしろ何年たっても必要になることかと思っています。社会人が3年目くらいの人も、今年から新入社員で1年目の人も、大切にしてほしいことなので、少しでも参考になればと思います。

 

 

 

1、最も優先にすべきこと

 

仕事において最も大切にしてほしいことは、自分自身です。

自分に余裕ができる仕事の仕方を身に付けることが最も大切です。なんでもそうですが、基本的に自分に余裕がない人は自分以外のこと、他人や物事に対して慮る余裕もないわけです。なので常に自分が最優先に考えることが重要です。

日本人?は自分を犠牲にして他の人に尽くすことを美をする風潮があるような気がしますが、そのせいか自分を優先できる人はなかなか少ないのではないかと感じます。結果ストレスフルになっているんでしょう。

 

現実はそんなに綺麗ではなく、自分が経済的に、時間的に、心理的に余裕がなければ、そもそも他人を幸せにできるはずがありません。

僕はいつもシャンパンタワーで例えています。

読者の皆さんは、お酒を溺れるほど飲む経験もしなければ、ホストやホステスへ依存しているような闇が深い人はいないと思うので、わからないかもしれません。下にシャンパンタワーの画像を載せておきます。

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見ての通り、シャンパンタワーは一番上のグラスから注いで、それがあふれることで下のグラスが満たされていく仕組みです。

皆さん、それぞれご自身はこのタワーの一番上の存在と思ってください。

それより下にあるグラスは、例えば、親、親族、友達、同僚、家族、などがそれに当たると思ってください。

当然自分が満たされていない限り、下のグラスも満たされないわけですから、自分に余裕がない人が自分以外の人を幸せにできるはずないんですね。

 

僕は教育業界で働いているので、教師を例にとりますが、教師はかなりの激務でそれでも生徒のためを想ってその職業を全うされている方をよく見ます。本当に脱帽レベルで素晴らしい人材なんですが、どんなに気持ちや気合があっても、自分の周りの環境が整っていない限り、生徒を幸せにすることはできる状態じゃないと考えるのが普通です。他の仕事でも同じことが言えます。

 

経済的余裕というのは、生活で必要と思っている金銭感覚や、どれくらい必要なのか、会社の給与をどう捉えるかなど考えるべき要因が多いため、今回はまずは自分の心と時間に余裕を持つように仕事ができるメンタルとマネジメント力をつけることについて考えてみました。

 

 

2、仕事を取り組む上での考え方

 

自分に余裕を持つためにはどうすればいいのか、それはどうやったら楽に仕事ができるか。を常に考えることです。

「サボる」と言い換えてもいいです。「楽に」とか「サボる」という言葉は印象的に良くないかもしれませんが、結果としてはかなり生産性の高い結果に繋がります。

日本人?は真面目なので、タスクに一生懸命取り組みますが、最低限の労力でどうやったらギリギリ合格ラインを獲得できるかを考えてください。

例えがわかりやすいか分かりませんが、

例えば、友達がお金に困っていて、「1000円貸して」と言ってきたときに、本当に大変そうだったし、自分はお金には余裕があるので、1万円貸すということする人がいるかどうかと考えてみると、あんまりいないと思います。

でも仕事ではみんな今の例に似たようなことをしています。

与えられたタスクの合格ラインが60点なら、60点で提出すればいいものの、できるだけ高得点とるように努力してませんか?これはあんまり良くないです。

 

まず一つ、その40点分は余分なので、時間も労力もかかります。しかもこの40点分高得点を取るための点数なのでかなり心身ともに疲弊します。

テストで60点の人が10点アップするのと、90点の人が10点アップするのとでは必要な努力量が違うのと同じですね。

 

そして二つ目、40点分の労力を別の仕事に回せば、次のタスクに移すことができるので、結果的に仕事が回ります。

サボっているように見えて、実は新しい次の仕事まで手を回していることになるので、会社としての評価もむしろこっちの方が高くなります。与えられたタスク以上のことをしているということになるので。

 

仕事では合格ラインを教えてくれるわけではないので、それは仕事をしていく上でギリギリのラインはどこなのか、を見極めるのスキルも養う必要があります。

僕もどれくらいまで行ったらお母さんの堪忍袋の緒が切れるのか、常に観察しながら育ってきました。それが今の仕事でも活かされています。

 

 

3、「明日やろうはバカやろう」はバカやろう

 

「明日やろうはばかやろう」という言葉は誰が考えたのかいまだに分かりませんが、僕が子供のころもよくいわれいました。

この言葉の真意は良くわかりませんが、僕が教わってきたのは、「明日やろうと思って先延ばしすると、明日になってもやらないし永遠にやらないから」ということでした。

これが、完全に自分ごとで、期限が決まっていない事柄に対してなら一理ありますが、それ以外の期限が決まっていることに関しては、僕の経験上次の日に伸ばしても実際そんなことはなかったです。

夏休みの宿題は毎回最終日くらいまでやらなかったし、大学の卒論も2週間前にスタートしましたが、それでも間に合って提出していました。大体なんとかなります。

昔の人は大体嘘つきなので信用してはなりません。毎日しっかり3食食べないといけないという説も、嘘であると僕が身をもって立証しました。

 

また人間の危機管理能力はそこまでもろくないので、期限が迫って来ると間に合うように結局やるのです。子供はそういう経験値が足りないので、推奨がしませんが、社会人ともなるとそれくらいの危機管理は備わっています。

何が言いたいかというと、明日やろうは賢い方法です。僕も座右の銘「明日でいいものは、今日やらない」です。

できるだけ楽な方法をここでも選ぶべきです。今日しかできないことだけを行ってあとは期限までに、時間に余裕がたくさんある時や気分が乗る時だけやれば、心理的にも余裕が生まれます。

 

 

 

4、まとめ

 

最初にも述べていますが、業界も違えば、環境、状況、他にも色々な要因があるので、一概に上記のことができるわけではないのは重々承知です。

ですがむしろ上記の考え方を持って仕事に取り組むことができない環境であり、且つそれに悩んでいるとしたら、その環境はある意味異常である可能性はあるので、他の環境に移ることを視野にいれるのもアリかと思います。

社会人になってから、潰れてしまう人を結構身近に見てきましたし、やっぱり大体そういう人は自分のことで精一杯なんだなと目に見えて分かります。(僕がその人から嫌われていて、僕に対してだけ慮ることをしない可能性ももちろんあります。)

 

また、特に今年から新社会人になった人は、コロナでリモートでの仕事ということも重なり別の意味でも心身ともに負担かと思うので、まずは自分が幸せになる方法を考えてくださいという話でした。

 

 

おしまい。