かくほーログ

見た感じ、そのまんま

郷に入っては郷ひろみ

 タイトルへの文句は受け付けません。言ってる自分でも全く意味が分かりません。

 

もうベトナムでの生活を始めて1か月が経過しようとしていまね。ベトナムでの生活は基本的に刺激的なことばかりで価値観が広がり続ける一方です。

この約一か月の経過に関して初耳と初目々(造語です、おれの)な体験を少し書いていこうかなと思います。

 

 

ベトナム人に関して

  もちろんここはベトナムですから、ベトナム人ばっかりですよ。その中にポツンと俺みたいな日本人がいるのはどんな状況か想像できますか?Imagine!あなたは仕事から疲れて帰ってきました。今日の疲れをいやすためにお風呂に入ります。するとあまりの疲れのせいか、湯船に入ったままうたた寝してしまいましたね。その時口からよだれがとろーっと一滴、湯船に落ちました。

 

そう、これくらいの割合です。意味が分からない?だから、湯船のお湯の割合がベトナム人で、あなたのよだれくらいの割合がこの僕です。

 

つまり僕はベトナム人に浸透していかなければやっていけないんですよ。日本人には考えにくいベトナム人の感覚に慣れていくしかありません。

 

今日はベトナム人の生活や価値観についての経験を書いていこうかなと思います。

 

1、ベトナムの交通事情

 

一つ目の初目々はバイクに関してです。なぜかベトナム人は車よりバイクにみんな載っていますね。車もあるけど。こっちではバイクタクシーがあるくらいですからね。ローンを組んでまでほしいとは思わないんですかね?バイクを好む理由をいくつか考えてみました。

 

1.車が果てしなく高い

2.バイクが果てしなく安い

3.みんなあがり症で車だけは運転できない

4.車では歩道を走ることは出来ない

5.バイクだと二人以上載るとき、体の密着度がMAX

 

日本の僕からしたらバイクは不便に見えるし、道路もかなりごちゃごちゃすると感じるのでバイクの方がいいとは思えないんですが、彼らはどうしてもバイクに乗りたがります。

 

どんなに荷物が多くても何とかしてバイクに乗ります。

どんなに雨が降っていても、カッパを着れば大丈夫。

乗組員も子供二人、大人二人までなら乗れる。最大4人!

どんなに道が混んでいてもバイクで通れる隙間なら通りますしね!

 

僕はベトナムに到着してバイクの多さに衝撃を受けたんだけど、それと同時に気なったのが、クラクションのうるささ。彼らのクラクションの使い方は日本人とは全く違いますね。

 

ベトナムではこんなにバイクが多し、狭い道や、バイク、車の隙間、歩道など関係なくバイクを走らせますが、驚くことに交通時とはほとんどありません。なんでかっていうと、彼らは常にクラクションを鳴らして確認しあいながら運転してるんですよ。彼らにとってはクラクションは自分の居場所を確認させるためのツールなんですね。なのでバイクで角を曲がるときも、右折先に誰かがいること前提で運転しているのでいるいないに関係なくクラクションならします。

 

また歩行者も横断歩道のないところで隙間を縫って平気で道路を渡ろうとするので、バイクや車のクラクション音はずっと聞こえてます。もちろん運転手は歩行者に起こっているのではなく、ここにバイクいるからなーと気が付かせるためにならせています。まぁこういうわけで一日に1~300は聞くんじゃないかってくらい、いやまじで。

 

2、ベトナム人の葬式事情

 

 これは実際に見たわけではないけど、ベトナム現地の人に聞いた葬式の文化の話。

 

ベトナムは基本的には宗教は統一はされてはいないらしいけど(普通にカトリック系もいるし、仏教もいる的な感じで)、普通に葬儀を行う家での葬式で大半を占めている葬儀形式があるらしい。

 

まず葬式は二日にわたって行われる。うんうんこれは日本とはあまり変わらない。葬式やって通夜をやって、みたいな感じっしょ。

 

しかし日本と違うのは、通夜を通して一日中、人の泣き声を録音したテープをひたすら流すというもの。想像したら基地外すぎないか(笑)

 

お亡くなりになられたのは悲しいけど、一日中泣くのは疲れるからテープで流すんだと。全く意味が分からない。というか誰の泣き声?(笑)そのテープ売ってんの?売ってるとしたろその泣き声を録音するのが仕事っていう人たちがいるというわけ?仕事細分化しすぎでしょ(笑)

 

まぁこれが文化だというのであれば別にいいんだが、どうして一日中泣いていなければならないんだろう。しかもそれはテープという偽物でもいいと。。何を重視しているんだろうか。

 

3、ベトナム人の懐の広さ

 いや、これは現地に行ってげんちじん(げんしじんじゃねーぞ)に囲まれていくて見ないとその国の人、民族の雰囲気や特徴や柄なんかは結局理解できないよね。

 

俺も日本にいたときは中国人はうるさい、自己中だ、食べ方が汚い、ベトナム人は時間にルーズ、汚い、韓国人は、北朝鮮は、って否定的なことしか感じなかった。

 

現にベトナム人に関しては、松屋(日本では2年半くらい松屋でバイトしていた)でベトナムの留学生と一緒に働いたことがあったんだけど、仕事はできない、言語も大した勉強せずに日本に来るし、時間は守らないし、さぼるし、みたいなことばっかりで、その子をそういう子だと判断せずに、「ベトナム人は」というので判断していたんよね。

 

今となっては全く逆の立場になったけど、言語が通じなくても何とかメニューとか聞いてくれる店員だっかり、初めてのベトナムだから右往左往してるときにいろんな観光地に連れて行ってくれたり、買い物すれば言語は通じないのにみんな笑顔で対応してくれる。

 

 

ベトナム人は基本的に起こらないし、外国人に対しても興味を持ているのでフレンドリーに接してきます。俺がそのような環境にいるだけかもしれないけどでもベトナム人という国柄を判断するには十分すぎるくらいの多くのベトナム人から優しくしてもらってて、今の俺にとってのベトナム人の印象はかなりいいです。

 

日本にいたときも、外国人を国柄の偏見で見てはいけない、いい人もいっぱいいるって言ってくる人もいたけど、結局本人がこういう体験をしない限り、本心からその国の人たちの価値観を理解して接するというのは難しいと思う。結局綺麗ごとにしか聞こえない。俺が日本に帰って同じことを主張してもそんなにほかの人の心には響かないっしょ。

 

だからできるならこうやっていろんな国へ行って生活してみることを薦めるし、こういう経験がない人がほかの国の価値観を理解できなくても批判はない。

 

でもこういうことを理解できると人としての豊かさが育まれることは間違いないからこうやっていろんな国へ行ってみるというのはできる限り続けたいとおもうなぁ。

 

ちなベトナム人への印象は変わったが、日本にいたときに一緒に松屋でバイトしたやつはベトナム人としてではなく、そもそもの人として駄目だったんだなというのは今でも揺るぎない。(笑)

 

ベトナム人は時間に縛られるような価値観は持ってはいないけれどやる時はしっかりやるので会社や仕事にでは遅刻はほとんどしないが、松屋のそいつは遅刻どころかすっぽかすからな。(笑)