就活対策 ~企業で分けるエントリーシート~
僕は就活生です(3回目)
もはや色んな意味で終活生になりかけている僕ですが、最近はエントリーシート(以下ES)を書くことに精を出しているところです。
ESというのは、履歴書みたいなものです。企業によって必要のある項目や、要求されることは異なってくるのですが、大体のESに含まれる内容として、
「学生時代に最も力を入れたことはなんですか?」
的な質問があります。
これが結構難しい。もう戦いは始まっています。
ここでいかに自分をアピールし、自分に興味を持ってもらうかという勝負は始まっているんです。
しかも、文字数というのが決まっているんです。大体200字~400字。
ふざけないでほしい。大体大学4年間を400字でまとめるなんて、無理です。たった400字で僕のことを理解できるはずがない。
最低でも全4部作の小説にして、それを提出するべきです。
しかしその企業がそう決めてしまったのならそれに従うしかありません。頑張るしかありません。
でもただやみくもに頑張るだけでは勝負には勝てませんね。ここでどうやってESをより良く魅せるかを考える必要があると考えました。
そして僕の考えとしては、業界や企業単位で分析して、その企業が欲しがりそうな人材に見せるようなESを書くということです。
当たり前ですよね。同じような内容のESを使いまわすことでいいのなら、日本にある会社は一つだけで済むはずです。(乱暴)
ESでは企業がどんな人材を欲しいのか、そして自己分析も並行して行って、その応募する会社にあった自分の側面を照らし合わせるというのが必要と考えます。
なので自己分析はおろか、企業の分析もできない人間はゴミということですね?
よくレストランとかで、追加注文する人に似ていますね。
最初にすべてのメニューを把握することもできず、また自分が食べたいものも瞬時に理解することができない奴です。
メニュー注文した3分後に、「お水ください」とかいう人です。
そういう人間は仕事が出来ないとみなしましょう。
というわけで、いろんな企業にES出せるように今のうちにいろんな業界別に分けた書き方、内容を作っておきましょうというのが今日の記事です。
軸となる内容
企業に応募する書き方が異なるというだけで、内容の軸はぶれないようにしたほうが、ESが通った後の面接などで楽だと思います。面接などでのESの掘り下げなどの質問は、準備をするというよりも、普通の自分のことに関する内容の雑談みたいなものと僕は思っていますので。
今回の内容の軸は、ベトナムに行って海外インターンシップに行ったことについて書きましょう。
キーワード的な
・海外インターンシップ
・ベトナム
みたいな感じで、後は適当に肉付けする感じで。
1:教育業界
教育業界というのは、民間企業から教育という観点にビジネス展開するようなもので、教員とか、私立の教師とかではないです。
でもこれはなかなか書きやすそうですね。ビジネスが関連するとはいえ、教育関係ですから、教師になったつもりで書いておきましょう。
○○年×月から○月間、海外インターンシップとして、ベトナムでの日本語教師プログラムに参加した。
参加するに至った理由は2点ある。
1点目は大学で学習者の第二言語習得に対するモチベーションに関しての研究をしていたこともあり、興味を持っていたため。
2点目は今まで生まれ育った環境とは全く別の環境の下で生活し、そこで育ったた全く別の価値観、文化を持った方々と共存してみたいと考えたため。
実際に研修が始まり、案の定、言語の壁や価値観の違いが顕著に見られ、日常生活はもちろん、教師として職場での方々や、生徒との意思疎通は非常に困難であり、授業を行うことも一筋縄ではいかなかった。
そこで彼らを「ベトナム人」や「クラス単位」で向き合うのではなく、個々人と真摯に向き合うことで、彼らが伝えようとしていること、考えていることを理解することを心掛けた。
結果、そうしたことで、多くのベトナム人との信頼関係を築くこともでき、彼らもこちらの考えや価値観を理解しようと試みるようになった。
文字数はあんまり意識してませんが、まぁ調整するのはそんなに難しくないので、曖昧でもいいでしょう。ビジネスにも重きを置いているといえども、(僕的に)教育という分野に関して必要な「個々人と向き合い理解する」というのに力を入れたというがポイントかなと勝手に思っています。
2:総合商社
「何でもやっている企業」
と就活生はみんな口をそろえてこう言いますよね。商社に内定もらっている人でも、こういう説明をされるんでしょうか?気になるところです。
僕もまだ詳しくは知りませんけど、とりあえず金になることなら何でもするっていう感じのイメージがありますね。
もしこの企業にエントリーするなら、多分お金に執着を持っているような記述をすればいいのかもしれません。
○○年×月から○月間、海外インターンシップとして、ベトナムでの日本語教師プログラムに参加した。
参加するに当たる経緯の1点目は、異文化を実際に目で見て、肌で感じ、知見を広げたいという好奇心からである。
2点目は、現在まだ発展途上国とされ、文化も価値観も異なるであろうベトナムに多数の日系企業が進出しており、そのような中、自分が将来社会人になった際、何かしらの形でベトナムでの生活の経験が活きるのではないかと感じたため。
実際に働いてみると、仕事を得ることの困難さを実感した。「自分を売」らなければ、人から求めらることもなく、仕事も得られない。自分を売るためには、まず自分を相手に理解されなければならないが、特に言語の壁や価値観の違いからそれは簡単ではなかった。
その状況の中で自分の能力を売り込みや、どこに需要があるかなどを常に情報集など仕事を得るために試行錯誤した。
その結果、既存の研修プログラムに加えて4つほどの塾との契約や、クラスの開校することに成功した。
ちょっと文字数が多いかったすね。後でもうちょい編集が必要ですね。
「どうやったらお金を稼げるのか」というのを意識しました。(僕的な)ポイントとしては、「需要がどこにあるか」という点かなと思っています。
この次のステップがあるとしたら、次は「どうやって自分を高く売るか」という話になりそう。
3:マスコミ、メディア系
ブログ書いてるくらいですからね、なんか新聞社とか広告業界に行って、面白いコラム書いたり、してみたいですよね~。本業にするほどの覚悟はないんですけどね。
でもこんな感じのESで出してみるのもありかもしれません。
「なんッ、、、、だとッ、、、!!??」俺は目を疑った。 道端で50代くらいの熟女が大便をしているではないか。ここはどうなっているんだ。東南アジアの町は日本と比べてお世辞でも綺麗ではないという噂を聞いたことがあるが、ここまでとは想像もしていなかった。
そう、俺はベトナムという異国の地で、現地の人に日本語を教えるという名目で8か月間滞在することになったのだが、なぜこんなシーンを見なければならないのか、俺が何か悪いことでもしたのか?こんなのAVでも見たことない。逆にお金を請求したいくらいだ。こんなにも生き様の違う人たちと、長期間生活できるかが不安だった。一寸先は闇という言葉があるが、一寸どころか、もはや今この時点で闇だ。
しかし置かれた環境に文句を言っても何も始まらない。俺はここで果たすべき使命があるのだ。ここで踏ん張ることができるかどうかが、人間性を問われるのだ。道端では踏ん張らないようにしなければならないが。
案の定、彼らとの意思疎通は困難ばかりであった。稀に同じ言語を使用する人ともいたが、言語は通じるのに、話が通じない。これも異文化交流とでもいうのか?もう自分の持っている価値観を基準にしてはいけない。まずは彼らを理解することが先決であると考えた。
そこで彼らのことを理解するよう心掛けたのだが、そうすることで見えてくる世界が変わってきた。「ベトナムでの生活が楽しい、、、??」
初めての海外生活、自分の価値観が全てだと無意識に思い込み、偏見を持って見ていた自分を恥じた。世界は広い。こんな広い世界で、決まった一つの価値基準なんて存在しないし、正解もないのだ。
いやーこういうES書いて送りたいですよね~。文字数多すぎるからあきらめますけど。