【聲の形】に感化されて、【手話】を始めたやつは、絶対に俺だけじゃない。
ではなく手話始めました。
手話知ってますか?知らない人は今すぐにその腕を切り捨てましょう。必要ありません。
題名にもあるように、アニメ映画「聲の形」に感化されて、先月から手話を学習し始めました。先月に手話を始めようと思い始めることができてよかったです。腕が邪魔だな~と思って、早まるところでした。
ところで「聲の形」を知っていますか?
2016年の夏の終わりごろだったかな、日本で上映されたアニメ映画です。
ほぼ同じ時期に「君の名は」も上映されましたね。「君の名は」の人気ぶりにより「聲の形」がかすんで見えるという方、ダウト。
確かに「君の名」はもすごい人気で日本の10分の1を変えてしまったと言っても過言なんですけど「聲の形」も負けていません。一時期は総来館数が「君の名は」を上回っていますからね。僕も両方見に行ったんですが、「聲の形」の方が好きでした。
僕は、アニメやゲームは大好きですが、そのアニメに感化されるのは自分でも珍しいことだと思っています。
僕はワンピースも好きですが、海賊王を目指そうとはしたことがないし、らんま1/2も好きですが、呪泉郷を探しに中国に行こうともしませんでした。
つまりそんな僕に影響を与えるほど素晴らしい作品だったということです。
まだ見たことがない人は、見てみてくださいね。
さて、手話を初めて1か月余りですが、気が付いたこと思ったこと書いていこうかなと思います。
1、手話が世界共通と思ってた。しかしそうは問屋が卸さない。
よくよく考えたら当たり前かもしれませんが、よくよく考えられない僕は驚きました。
国によって、ある言葉、意味を表し方が違うし、もっといえば、同じ国でも地域によって異なるみたいですね。日本では鳥取で使われている手話と東京(標準語的な?)とではちょっと違うみたいです。
また弟、兄、兄弟を表す手話は、両手を握って中指を立ててその手のまま上下に動かします。アメリカではこんな動作が手話になるわけがありませんね。危険です。
2、俺のポンコツの頭より先に、体が覚えている。
手話が思ったより覚えやすい。
五体満足の僕のような人が手話を学習するとき、そして練習するときは、動作と一緒に、それに合わせて、話しながら練習します。練習だけでなくても、実際に手話で会話するときも、声に出している人もいるくらいです。
つまり、聴覚だけではなくて、視覚も使いながら学習するので、覚えやすいんですね。しかも体も使っているので、習うより慣れろみたいなところもあります。
覚えるとか言いからとりあえずやれって感じで。
3、表情が豊富になる(気がする)
手話の文法には、疑問形ないっぽいです。あるのかもしれないけど、普通は使われません
なので、疑問を表現するときは、首を傾げたり、眉をひそめることで表現します。
ボディーランゲージと大差ないですね。
また、感情を表す時も、顔の表情が大切になってきますね、感情表現は手話で表現できますが、声がない分、イントネーションとか、抑揚がないので、感情の程度を表現することがなかなか難しいです。
なので手話では表情も大切になってくるんですね。
最近は反応が薄い人が増えてきていますからね。みんな手話やりましょう。
4、夜中でも会話できる。静かにね。
LINEやメールで事足りると思っている人もいるかもしれませんが、やっぱり、それだけじゃ情報量が少なすぎて、相手がどんな心境なのかを察知するのは楽ではないですし、確実ではありません。
それに何かの事情があって、真夜中しか連絡ができない、しかし、大きな音を立てることができない状況。こんな時手話が活躍しますね。
ロミオとジュリエットは、あんな大声で話していますが、普通なら人に見つかってもいいくらいです。あれは物語だから見つかりませんけど。
そんな状況だったとしても、音を立てずに会話できるし、今はテレビ電話がありますから、手話も可能です。
テレビ電話で手話なんて憧れますね。
5、多角的な視点から物事を見る力、考える力が手に入るんじゃないかと。
手話はたくさん表現がありますが、それでも表現できるのは少なく、なかなかすべてを表現することは出来ません。
それに結局はジェスチャーですから、手話を使用する場合は、お互いが、手話で表現される単語よりも、他の小さな情報から理解しようとする必要があります。
さっきの表情の表現もそうですけど。
特に初心者が手話を学習するというのは、小さい些細な情報から、大げさに言えば、相手の言いたいことを推測することから始まるのではないかなと思うんですよ。
なので、想像力であったり、表現していることからいろいろな関連することを考えて、理解する力が養われると考えました。
手話はほんとにやってみると意外と楽しいですよ。
しかし。今はいろんな技術が発達してますから、手話を使う人、学習する人は減っているのかもしれませんね。
そんな中、こういう機会を与えてくれた「聲の形」という作品は素晴らしいと思いますよ。