【ハノイ大劇場】もライトアップされた状態で見る方が格段と綺麗に見えますね。
「ゲレンデで見る女は誰でも美しく見える」
という原理と同じですね。どんな建物でも、特に歴史的な建築物は夜に見に行くのが一番だと思います。僕の家もライトアップしたら世界遺産に見えるかもしれません。来年からライトアップ公開しようかなと思っています。見に来てくださいね。入館料は300円からです。
さてさすがの僕でもタイトルに嘘は書けませんから、今回はベトナムハノイにあるオペラハウス、ハノイ大劇場について紹介したいと思います。
ハノイに訪れた旅行者(アンケート回答者、俺のみ)観光地ランキング1位のホアンキエム湖の最南端から少し東の方へ行くと、ハノイ大劇場というのがあります。
英語名:Hanoi Opera House
べトナム語名:Nhà hát lớn Hà Nội
フランス語名:Opéra de Hanoï
です。
なぜフランス語名を表記したのかというと、僕がフランス人だからというわけではありませんよ。
もちろんこの建築は、ベトナムがフランスの統治下にあった時代に建てられたもので、1911年に設立されました。
詳しくは調べていませんごめんなさい。でもおそらく設計したのもフランスの建築家であると思われますね。
ここは今ではオペラだけではなくコンサートや有名な歌手が講演するなど、いろんなイベントが開催されている現地の人にとっても人気のある場所です。
もちろん日本で言う劇団四季のような劇も行われています。
この建物を知った時、光の速さで「行こう」と決めました。なんせボクは劇団四季を愛してやまない、あの有名な演劇の文化を研究している勝〇先生の(一般教養)授業の教え子ですからね。
僕がこのオペラハウスに行かなければ、あの大先生の顔に泥を塗ることになります。
ということで早速行ってきました。
公演は夜の8時ということで、(5時くらいにチケットを買いに行き、そのあと晩御飯を食べて、ホアンキエム湖周辺を探索しながら時間を潰すという)フォーメーションBを採ることにしました。
チケットを買いに行ったときはまだまだ外は明るい状態。昼間のオペラハウスはこんな感じでした。
相変わらずバイクが多いです。
昼間ですが、やっぱり西洋の建物にはどこか魅力を感じますね。こんなところに住んでみたいです。
入口まで行って、チケットを買いに行ったのですが、座席の値段には3種類あって
一番前の席の方で50万VND(日本円で2500円)
一番前の席より少し後ろの方の席で30万VND(日本円で1500円)
2階~3階の席で20万VND(日本円で1000円)
でした。なんか値段の差と席の違いの感覚が日本とは全然違うので、よくわかりませんね(笑)そもそもの値段が安いですしね。日本の劇団四季では大体一番安い席でも5000円くらいはしますからね。
まぁ席にこだわりはなかったので30万VNDの席にすることにしました。
チケットはこれ。
実はこのチケットを買うまで、本日このオペラハウスで何が行われるのか全く分かりませんでした。というか買った後でもわからないです。(笑)
とりあえずオペラや演奏ではなく、「お芝居」なのでしょう。
どうせベトナム語でなので、何が行われたって、同じです。
大事なのは中に入ることです。
そう実はこの建物はチケットを購入した者のみ中に入ることが許されるんですね。外観はただで見ることが(当たり前ですが)出来ますが、中に入れるのはこの選ばれし者だけなんです。
そう僕は(30万VNDの賄賂で)神に選ばれたのです。
さてそんなことはいいんですが、公演時間まで後2時間半程度あったので、そこらへんぶらぶらしてました。
ちょうどあたりも暗くなってきたときにたまたま以前行ったハノイ大教会の近くにいたので、行ってみましたが、前回と行った時とは違って、ライトアップがされていたので、各段に魅力的になっていました。
なんか鐘もリンゴン鳴ってました。誰か結婚したんでしょうか?もしくはまたイエスが降臨したのかもしれません。
そんなこんなでかくかくしかじかやってると、開演前20分前頃になってハノイ大劇場に戻ってきました。
ここもライトアップされていたんですが、かなりきれいに見えます。
これは迫力がありますね。さっきの昼間の写真を見たときも圧倒されましたが、この写真を見たあとでは、昼間の写真はもう僕の家にしか見えません。
横からのアングルもちゃっかり撮りました。
迫力がありますね。
中に入るとすぐに広間になのですが、もうフランスに来たとしか感じられませんでした。
実際には公演前は人がたくさんいましたが、これは公演前の直前に人がいなくなった時に撮影しました。
中を探索すると本当に西洋にいるような感じがするので、いろんなところを写真を撮ってしました。
しかも写真の撮影は自由です。自由な国ですね。
僕の席は1階の前の方の席ですので、公演前に3階とにも行ってみました。
中も結構広いなというのが印象です。
僕は高所恐怖症なので、前の席を選んで正解でした。
僕の席から見える舞台はこちら
近っか!!!
これで二番目の値段ってどういうこと(笑)。
席と値段の配分間違えている用意しか思えません。これなら別に50万VNDのチケットは買う必要はないと思います。
公演間近になると来場者も増えてきたんですが、お年寄りばかりでした。なんか複雑な気持ちです。
公演が始まったんですが
これが公演の様子。
常識のある日本人の方ならすぐに違和感に気が付くはずです。
えッ!!?写真撮影していいの??
僕も驚いたんですが、開演と同時に写真を撮る人が何人もいて、中には席を離れて前の方で写真を撮る人もいました(笑)
恐らくベトナムでは撮影は許可されてるのでしょう。
やっぱり社会主義国家、みんな幸せなことが一番なんです。公演を観に来れなかった人には写真を見せてあげて、みんなで幸せになりましょう。ということなんですね。
なんて住みやすい国なんでしょう。
日本も見習ってください。そんなんだから国民の満足度が世界ランキング51位なんですよ。
ちなみにこの公演、始まって20分くらいで寝てしまいました。ベトナム語なのでさっぱりわかりませんでした。すいません勝〇先生。
内容は少しは理解できました。「国王の側近である武将の座を奪おうと他の武将が娘を使って王を欺き、その間に武将を殺しにかかるが、失敗」みたいな感じの物語でした多分。
舞台は昔のベトナムの王宮の様でした。多分二度と見に行かないと思います。今度は何かの音楽の演奏とかに行こうと思います(笑)
ところで、夢の中で麻雀してました。
麻雀がしたいです。ベトナムでは麻雀はやっている人がいないようなので。
今日はこの辺で。フランスからの中継は以上でした。