ワールドマップに【水上人形劇場】が追加されました。
僕が行動できる範囲に「水上人形劇場」が追加されました。といっても実際に行ったのは2週間くらい前の話ですが、なかなか記事にする機会が訪れなかったので、書いていませんでした。
ハノイでのエンターテイメントの一つに水上人形劇というのがあるのご存知でしょうか?これもホアンキエム湖のすぐ近くにあります。
もうホアンキエム湖付近の旧市街には何でもあるんですよ。最強です。
今日はその水上人形劇場についての記述です。
水上人形劇とはその名前のまんまのイメージで大丈夫です。水の上で人形を使って劇を行うというものですね。
ここはタンロン水上人形劇場というらしいです。
一応調べてみると
水上人形劇 (ベトナム語: Múa rối nước、ムアゾイヌオック) は、ベトナム社会主義共和国北部の伝統的な人形劇である
っていう、僕並にざっくりとした説明でした。僕と違うとすればベトナム語表記があるかないかくらいなんで、そんなに大した差はないと思いますね。
やっぱり百聞は一見にしかずですね。この場合「聞」ではなくて「読」かもしれませんが。
なのでとりあえず行ってみました。
最近の人は、「とりあえずやってみる」という精神が薄くなっていると思うんですよ。
教育関係では「消費者マインド」っていうらしいですよ。何かが得られるとか、結果に何が待っていのるかが見えていないと行動には移さないらしいです。そんなんじゃいろんな経験に出会う可能性やチャンスを逃していると思いませんか?もったいないですよ。
僕は後先は考えずにすぐに行動します。自分が成長するために最短の方法なんてないんですから、経験を選ぶなんてことする必要なんてないんです。自分が経験したことすべてに価値をつけられる人間になるべきだと思いませんか?だから僕は全力で人形水上劇場に入場します。ミスターSASUKEと呼んでください。
ホアンキエム湖についたらすぐに見つけられるんですが、外観からの撮影はこんな感じ。
外観からしてやばそうですね。左側に飾られているのが劇に登場する人形でしょうか?
これかなり見た目が恐ろしいです。
髪型も、ハゲなのにツインテールという、世界史上もっとも矛盾している髪型といえるでしょう。これなら髪の毛がない方がよっぽどマシなんですが。
ベトナムや中国では当時は最先端のヘアースタイルだったのかもしれません。価値観が広がりました。やっぱり水上人形劇場に入ろうと思って正解でした。
上演スケジュールはこんな感じ。
この日は日曜日なので、一番下のCNってところの段ですね。(ベトナム語で日曜日はchủ nhật チュッニャッっていいます)
15時からの上演を見ることにしました。一回の上演で1時間くらいのようです。
この入口のすぐ横に受付があって、そこにさっきの上演スケジュールがあり、チケットも売っています。チケットは席の場所によって値段が違います。といっても席の値段の種類は二つしかありませんけどね。劇団四季では最低でも4種類はあるのに。
前の方(何列目までかはわかりませんが)は10万VDN(日本円で500円)後ろの方だと6万VDN(日本円で300円)になります。
せっかくなので高い方のチケットを買いました。
チケットに座席の番号をその場で受付の人が書いてくれます。確かにこれだとチケットはすべて同じものを印刷するだけでいちいち座席番号が異なるチケットを印刷する必要がありません!経済的に優しい発想です!
中に入るとすぐにチケットを切られたんですが、
このチケットには一応キリトリ線があったんですが、全く無視してちぎられました。さすがベトナム。この大胆な感じが好きです。
会場に入る前にもおそらく劇で使われるであろう人形や小道具が飾られていましたが、
見る前からカオスな予感しかしません。まだまだ僕の価値観は狭いようです。
中に入ると中央にはかなり濁った貯め池みたいなのがあって、バックには大きな門みたいなのがありました。
僕が座ったのはD3に座ったんですがこれは前から4列目で、後ろにはまだまだ席が並んでいました。まぁまぁ大きい劇場ですね。
劇はこの水上の上で門の後ろの人が人形を操って、会場の観客から見て左側にいる人たちが人形の声や、音や、音楽を担当します。
実際に始まったんですか、最初の挨拶や解説(はしていたかもわからない)はほとんどベトナム語だったので、これから何が始まるのか、どんな内容なのかは全くわかりません。
劇場が始まると写真のように感じで人形が出てきて、田んぼの作業をやったり、
ホアンキエム湖の伝説のお話の亀に剣を返す場面などが演じられていました。
このロケット団が潜水艦からサトシたちを盗撮するために双眼鏡を水中から伸ばしているように見える(わからない人、ジェネレーションギャップですね)金色の棒みたいなやつが亀(スッポンだと僕は思いますけどね)です。亀の首だけ出ている状態です。
ホアンキエム湖の伝説に関しては以前の記事でめっちゃ軽く紹介しました。参考にしてください。完全に僕の主観で説明されています。
上演中はほかの外国人も見に来ていたんですが、途中で退出する人たちも少なくないです。どんなにつまらないといっても平気で退出できる自由な心。それを全く気にも留めない広い心。日本人は海外から学ぶべきものがたくさんありますね!!
最後に人形を操っていた人たちが後ろの門から出てきて挨拶して終わりです。この瞬間だけ劇団四季に見えました。
というか体の半身は水に浸かっていたんですね。こんなにも体を張ってくれたのに、内容は3%もわかりませんでした申し訳ありませんでした。
この劇場はホーチミン市でも見ることができるみたいです。なのでベトナムのハノイかホーチミンに観光に行くのであれば記念に一度観に行ってはいかがですか?ベトナム人のテキトーさですから、上演の内容も場所やその日によって少し異なるようです(笑)
でも内容は絶対わからないと僕が保証します。
なんでかって?
ベトナムの現地の人と見に来たんですが、その人もあんまりよくわからなかった、といっていました。
この劇を理解するキーは、言語ではないようですね。