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「あつまれ動物の森」を通して学ぶべきこと

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お疲れ様です。

1週間以内で2回更新するのは、何年ぶりでしょうか。MacBook快適すぎ最高。

 

 

今まで全然Blogの更新が滞っていた理由の一つにラップトップなどのどこでも編集できるような環境ではなかったということもありますが、別の理由として

「あつまれ どうぶつの森

にハマっていたということもあります。

 

どうぶつの森を知らない人のために、どんなゲームなのかを解説するほど僕は人間ができているわけではありません。

そもそもどうぶつの森を知らない人は日本にいないと思うので、紹介については割愛します。

 

ただ今回のどうぶつの森の設定としては、無人島に行って、生活をしながら、島を開拓して行って、発展させる。

という感じのがコンセプトなのですが、今作のどうぶつの森では、ただ面白いわけではなく、人生で教訓にすべき様々なことを学ぶことができるのです。

また、今作は、コロナの影響で自宅での待機する時間が、成人以上の大人にとっても増えてきており、最近のトレンドでいうといわゆる「おうち時間」どうぶつの森をする人も少なくないです。

 

僕もそうですが、どうぶつの森のシリーズを最後にしたのがDS時代で、今作をやるのが何年ぶりだろう。という人がたくさんいます。ちなみにDS時代のどうぶつの森15年前の作品です。

時の流れは早くて残酷ですね。早いのは子供の成長と筍の成長だけで十分です。

 

 

さて15年の時を経て、いい大人になってからまたどうぶつの森にハマっている社会人とは十中八九、僕のことですが、15年前と比べると、全く別の視点を持ってどうぶつの森をプレイしています。

 

学ぶことがたくさんあり、このゲームはこんなにも自分の人生のためになるメッセージがあったのか!!と目からウロコどころか、全身がウロコです。

 

ぜひみんなにも「あつまれ!どうぶつの森」を人生のバイブルとしてみて欲しいので、僕がこれから今作をプレイした中で学んだこと、気づきを共有していきたいと思います。

 

 

1、人に投資するという考え方。

 

動物の森では、その名の通り、ゲームの世界でいろいろな動物が擬人化して住民となって生活をします。

 

例えばこんな感じ。

彼はジュンという名前の、人気No.1のキャラクターです。

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こんな感じで、住人が住んでいるのですが、住民とコミュニケーションをとるのもゲームの中で大事な要素です。

住人に話しかけることで、いろいろな困り事を解決したり、衣服や家具をプレゼントすることで、交流を深めていきます。

 

ここで学ぶべきことは、他人のために自分の資源(時間やお金)を費やすことの重要性です。

住人にコミュニケーションを取り、住民のために動いていると、忘れた頃にお返しをもらうことが出来ます。その中で、レアな家具や、家具を作るときのレシピをもらったりと、結果的にその住民にかけた時間やお金など、投資した分が自分に返ってくるのです。

これは動物の森をしている人ではなんとなく理解して、行っていることだと思います。

 

ただ、なぜそれを現実の世界ではしないのか!

というところに気がつくべきです。

義理人情に熱いとうイメージの日本人は、どこへ行ったんですか、みんなバリ島にでも行ったんですか?

「いい人」はたくさんいます。ですが、分け隔てなく人に投資をするまで、自分のことのように接することができる人間は本当に少ないんだな〜と思います。僕も学生時代は先輩に可愛がってもらえなかったので、あんまり与えられた記憶がない方です。だから後輩や同期に投資しようと思ってしています。実際に自分にたくさん、良いことになって返ってきますし、逆に何も与えてくれなかった先輩には、もちろんお返しをしようという考えに僕はならないので、そういう人は僕から何かもらうことは過去現在未来ありません。ざまぁ。

 

動物の森は、人に尽くす、投資するという日本人の本質、ヒト社会の本質を思い出させようとしているのです。

 

 

2、人に動いてもらう大切さを学ぶ

 

今作の動物の森は、島を開拓して発展させるので、その過程で島に橋をかけたり、階段を作ったりと、島のインフラの整備をすることも出来ます。

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しかしこれもお金がかかるのです。橋や坂の種類にもよりますが、一つ20万ベル(動物の森の世界での通過はベル)くらいします。

ただ面白いステムなのが、この橋の建設代金は、募金を集めるというシステムになっていて、主人公が全て払うわけではないのです。(全て払うことも出来ます。)

 

そのため、前述したように、住民に尽くしていれば、住民がその橋の建設費用に募金してくれるのです。

これもヒトに尽くすことで、自分以外のヒトが動いてくれるという良い例です。

 

よく、時間だけは平等である。と言いますが、僕は他のヒトの時間やお金を使えるようになれば、24時間という制限を超えることができると思っています。これも大事な考え方ですね。

現在は僕が寝ている時に企画書を作成してくれている人を募集しているところです。

 

 

 

3、お金をいかに増やすかを学ぶ

 

どうぶつの森で定番な設定が、ローンを組んで家を購入、増築していくシステムです。

 

今作も無人島を発展させていくことが趣旨なので、もちろん何もないところから家を作るにはお金がかかります。

初期費用は10万ベルですが、部屋を広くしたり、増やしたり、二階建てにしたり、地下室を作ったりなど、段階をふむごとに、また新たにローンを組むことになります。

最終段階まで行くと(地下室の増築が最終増築)、なんと2980000ベルのローンを組むことになります。

しかもこれは、最終段階の地下室の増築の場合のローンですので、それよりも前の段階で組まされているローンを全て合計すると、総額はなんと5696000ベルになります。あたおか。(頭おかしいの略です。)

 

これがどれだけ大変なのかというと、そもそも動物の森の世界では、基本的に虫や魚、あとは家具など、とりあえず物を店に売ってその対価としてお金をもらっていくのが基本的な考えなのですが、例えば、レアな魚だと、サメなどが1万5000ベル、虫だとタランチュラやサソリが確か1万ベルくらいの売却額になっています。

 

なので単純計算でも600匹くらい、先ほど紹介したレアな生き物を捕まえる必要があったりします。

ただ、そんな高い生き物が簡単に捕まえられるわけでもないんですね。なので600匹捕まえてローンの返済をしようとするとめっちゃ早くても200時間くらいかかると思います。1日4時間睡眠で残りの時間ゲームをしたとしても10日はかかる計算になります。

普通に考えたら、

こんなのやってらんねぇ

ってなるはずです。

ただもう一つの手段としてお金を稼ぐ方法があって、それはカブです。

カブというのは、ゲーム内では、あの野菜?植物のカブですが、仕組みとしては現実社会のと一緒です。

株は日曜日の午前中に売られています。

こんな感じ↓↓↓↓

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このカブは現実世界の株と同じで、購入した時の値段よりも高い値段になった時に売ることで、利益を出すという感じですね。キャピタルゲインと言います。ちなみに現実世界と違うのは、株を持っていることで利息がつくわけではないのでインカムゲインはありません。

 

例えばこのカブを100ベルの時に5000カブ買っといて、200ベルの時に売れば、100万ベルで売却できるので、50万ベルの利益になります。

これに要する時間は、お金を用意する時間とカブを購入するときの時間だけプレイヤーが稼働すればいいだけで、あとはカブ価が上がるのを待っているだけでいいので、他のことに時間を費やすことができます。(マイホームの整備とか)

レアな魚などの生き物を手に入れて返済する場合は、それらを捕まえるためにずっとゲームに張り付いて時間を費やす必要があるのです、バカみたいですよね。

 

 

ここから学ぶべきことは、現実世界ではそんなバカみたいなことをみんなしているという点です。

お金を稼ぐために、1日のどれくらいの時間を費やしていますか?

自分の欲しいものや、家のローンの返済のために、永遠と魚を釣りに行ったり、虫を捕まえたりするんですか?

もちろん好きなことをして働いている人もいるでしょうし、魚を釣ることを楽しんでいる人もいます。

でもでも、動物の森はゲームだからいいですけど、現実の世界では永遠に稼働できません。年をとったり、病気になったりすると、釣りにいけなくなるかもしれません。

 

しかも今のコロナの現状をみてください。元気だったとしても仕事がない状態の人がたくさんいます。釣りに行く元気があっても、魚は泳いでいないのです。

 

任○堂は、このゲームを通して、自分の時間を費やしてその対価としてお金に変えるだけではなく、お金やそれを動かすシステムを利用して収入を得る生き方にシフトしろ。

というメッセージなのです。

 

僕も偉そうなことは言えません。今でももちろん会社に雇われてせっせと働いています。ただ、いつかは自分が動くのではなく、人やお金を動かすシステムに任せ、収入源を100パーセントでなくても、シフトしていくことを考えなきゃな〜と思っています。

 

 

明日も釣りにいく予定です。僕の場合は、魚が泳いでいて良かったですが、今後も安定かどうかについては微妙なところですね。

 

 

 

とりあえずみなさんコロナにだけは気をつけて。

 

 

おしまし。