「中国人を一括りにしないでほしい。良い人だっているのに」っていう輩に読んでほしい。
お久しぶりです。
気がつけばもはや9月。会社では明日は半年研修となるものが開かれる時期、そしてBlogの更新も3週間ほどぶり。時が経つのは早いですね。早く感じるのは子供と筍の成長だけで十分です。
今日は水曜日ですが、お休みでしたので、更新いたします。
今やっと、閑散期になってきたところなのですが、先週まで本当に忙しかったんですよ。土曜日も出社していましたので、やっとの休みの日曜日はBlogも書く元気もありませんでした。大変申しわけありません。
本当は先週の土曜日は通常通り休日の予定だったのですが、かの有名な「ドリアン」の影響で急遽出社することになりました。その振替休日として、本日お休みをいただいているというわけです。
「ドリアン」というのは何かというと、9月の頭から、フロリダに接近していたハリケーンのことです。
海外に関わる事業を行なってるのでハリケーンの影響をモロに受けました。どれほどの赤字になったのか、考えたくもありません。
この「ドリアン」、海外では最高危険レベルのカテゴリー5になっているくらいで、風速は時速230㎞。ピンとこない方もいるかもしれませんが、これはマジでやばいです。例えるなら、新幹線レベルの速さの風が超巨大な竜巻になって襲ってくるのです。
おそらく家も吹っ飛びます。フロリダの方々が心配でなりませんね。
ここまでは余談でした。本題に入りましょう。
先日海外に出張に行っていたお話を軽くしたかもしれませんがその時の感想でも書いていこうかなと思いました。ネタがないんですすいません。
実は自慢になるのですが、2019年度の弊社の同期の中で、一番最初に海外出張をしました。毎日踏ん反り返っています。
もっと言えば、弊社の歴史上初の記録を樹立したかもしれません。しっかり調べてはいませんが、おそらく新卒で入って、3ヶ月目で海外に行ったのはおそらく歴代でも私だけでしょう。これ以上調子に乗せないでいただきたい。
私は(今の所は)同期と仲良くさせてもらっていますので、週に2、3日は同期と飲みに行っていますが、その時によく出張のことを羨ましがられます。
でも実際はそんな楽しいものではありません。「仕事」できているということはどれほど大変なことなのか身をもってして知ったからです。
そして、自分がどのような立場で、どのツラ下げて海外に進出しているのか、痛いほど身にしみたのです。その時の感情についてです。
1、会社の代表であるというプレッシャー
今回の海外出張は、弊社の社員としては私一人で行きました。
もちろん他にももう一人、社会人の方がいましたが、その人は弊社の人ではないため、最終的に何かがあった時の責任は弊社が負うという状況です。そして新人の私に責任を負わせることはないでしょうが、腐ってもこの会社の人間ですので、弊社の代表としてきているわけです。
どういうことかというと、例えば、私が勤務中に鼻くそをほじった場合、彼らは「この会社の人では鼻くそをほじるような人たちが働いているんだな。」と思うわけです。
大袈裟に言いましたが、つまりは、全て自分の行動が、自分の会社のイメージに繋がるわけです。
これは大変神経を使います。自分が悪気があって鼻くそをほじっていなくても、どう捉えるのか、どう判断するのかは全て相手に委ねられますからね。
自分の行動一つで、次回以降契約をしてくれないかもしれないし、もっと言えばその業界に広がり、他の仕事の可能性までなくなるかもしれません。
こんな状況で楽しめるわけがありません。元々楽しみに行っているわけではないですが、海外に行くというだけで憧れを持たれても、そんな次元の話ではないのです。
2、日本人の代表というプレッシャー
会社だけではありません。勤務時間内でも、気を張って行きていかなければならないのです。
今回の出張では、ホテルでの生活ではなく、ホームステイという形で滞在していました。ホームステイというのは、海外の滞在先の民家に泊まらせていただき、面倒を見てもらうということです。もちろんお金は払っていますが。
自分のホームステイ先では、仕事とはそこまで関係のある家族ではないので、自分の行動が会社のイメージに影響することはありませんが、日本人に対するイメージには繋がります。
しかもホームステイを受け入れてくれる家族は大体は親日です。日本のことが好きだったり、日本に良いイメージを持っている家族が受け入れてくれているのは容易に想像がつきますね。そんな中、彼らを絶望させるようなことはできません。
自分が子供ならいいですよ。子供はやんちゃで手が掛かるほど可愛いという認識は世界共通ですし、人に迷惑をかけて成長するのです。(筍は迷惑をかけないことが多いですが)
なので、勤務時間ではなくても、気を緩められない状況が続きました。
ベトナムで生活していた時も、そういう場面はなくはなかったですが、滞在してから程なくベトナム人に帰化してしまっていたので、今回の出張で日本人の看板を背負っているという気持ちを初めて抱きました。
3、一人の行動で、その国を判断することは悪いことではない。
ここでやっと、この記事の題名のことについて言及いたします。
今までのは本題ではありません。ドラゴンボールのアニメで前回までのあらすじみたいなものです。
よく、こういう偽善者いますよね?
「〇〇人を一括りにして、悪口や批判を言っている人が嫌いです。」とかいうやつ。
日本では「中国人」や「韓国人」がこれによく当てはまります。
偽善者の言い分はこうです「〇〇人にはいい人だってたくさんいる」とか「一人の行動だけでその国の人たちを判断する考えが間違っている」とかね。
そりゃいい人だっているでしょうよ。そんなの太陽は東から昇って西へ沈むというくらい当たり前なことを言っています。
もちろん、そういう広い価値観を持って、他の人種を理解しようと歩み寄ることは大事だし、そういう子供を育てていくことはこれからの日本の成し遂げるべき課題の一つでしょう。
でもね、そういう価値観を持っていない人を非難するのはお門違いです。
日本に来ている中国人、韓国人のマナーが悪かった。それで中国人や韓国人のイメージが悪いイメージになって当然なんですよ。
それをたかだか一人二人、中国人や韓国人の友達がいて、そいつがいいやつだからと言って、そういう考えをする人たちを非難するなんて、ただの感情論でしかなく、そこには何の思想もないでしょう。
逆に非難すべき対象は、マナーの悪い外国人で彼らに怒るべきです。
「中国人にはいい人もいるのに、お前らみたいなクソな奴らのせいで、中国人のイメージが悪くなるだろ!!」
って言ってやればいいんです。
なんで言わないんですか?
ねぇ、ねぇねぇ、なんでなんで?
それは、本当は中国人という人種には興味ないからです。
その友達が好きなだけなんです。その友達をかばっている自分に酔っているだけなんです。
中国人を非難する日本人に注意しても、マナーの悪い中国人は減りません。それでは次世代、そのまた次の世代の日本人も同じく中国人に対して悪いイメージを持つでしょう。何も解決していません。
ほんまに、そういうオナニー野郎が一番しょうもない。
旅行だろうが、島流しだろうが、移民だろうが、留学だろうが、海外に進出する場合は、その国の顔なのだという意識を持つべきなのです。
そんな心構えができていない奴らが海外に行って、そこに住んでいる人に「あの国はそういう国なのか」と判断されて当然なんですよ。
もちろん、一人の行動がその人の母国の全てを表しているわけではないという価値観を持つことに越したことはありません。
でもね、その価値観に気がつけるのは、海外に行ったことがある人や、海外の人との交流のチャンスを手に入れられるような人だけです。
そういう人に限って、そのような価値観を持ってない人を非難するような脳しか持ち合わせていないんですよね。
っていう話でした。
ちなみに、おそらく自分が行ったことのある国では、日本人は毎日ビールを飲むんだな。
という印象を持っていると思います。ビール飲めない日本人のみなさま、すまん。
おしまい。