【後は野となれ山となれ作戦】でVISA更新しにカンボジア行ってきた。
つい先日、生まれてからすぐに、いやむしろ生まれる前から、余命3か月の宣告を受けた、僕のVISAがついにお亡くなりになられました。
僕からこいつがいなくなると、ここ、ベトナムで住むことはおろか、息を吸うことすらも許されない状態になります。
という訳で29日から3日間だけベトナムの国を一回追い出されていたんですが
以前の記事で言っていた通り、ベトナムを追い出された後に滞在する国として、予定通り、カンボジアに行ってきました。
ですが今回も、初めてVISAを取得した時みたいに、十分に滞在先のこととか、VISAの更新の方法とか、必要なものとか、ほぼ一切自分では調べないで、「何とかなるっしょ」という僕の特性、「運の良さ」で乗り切れるだろうという感じのノリで行ってきたんですね。
初めてのVISAの取得の時のことはこの記事でも少し紹介しています。さすがの僕でも雀の涙くらいの情報収集はしたんですが、東南アジア圏というのもあるのか、情報収集しても、訳に立つ情報はほとんどなく、あっても実際に行ってみるとその情報とは違う。みたいなことが多かったんですよ。ほんとテキトーだなーって感じでしたし。
それでも運命は怖いものです。それが運命ならいやでもVISAが取得できちゃうんですね。
それに今回も、取得するVISAは取得する場所が違うだけで、国はべトナムだし、その間滞在する国も隣の国のカンボジア。まぁ行き当たりばったりで何とかなるかと思ってたんですよね。運命だし。(笑)
でも今回はですね、圧倒的に準備しとけばよかったなという反省しかないです。反省するだけね
行き当たりばったりの経験ばっかりだったんですが、結構めんどくさいようなことばっかりの旅行でした(笑)
おかげでカンボジアには二度と行かないだろうなという感想をもって帰国してきた次第です。かわいそうなカンボジアです。楽しかったことには楽しかったんですがね。
(ちなみにカンボジアの旅行に関しての記事はまた次の機会に詳しく書きます。)
とはいうものの、結局なんだかんだ大きな失敗もせず無事に事なきを得ちゃうから、ぼくの悪運にも困ったものです。
だから僕は反省をしても次には活かすまでに至らないんでしょうね。
今回はVISA取得のためベトナムを出て、カンボジアへ行き、帰ってくるまでに僕の身に降りかかった(おそらく原因は準備不足のせいであろう)体験についてちょっと書いていこうかなと思います。
VISA更新の申請
VISAを取得するには(僕の場合はビジネスVISA)その会社やこれからお世話になる何らかの組織から、VISAの申請許可書をもらってそれをVISA更新のために必要なんですね。
それをもらう際に、会社のVISA担当のベトナム人の方からほんの少しですが、VISA取得の手順の最低限の知識をいただいていました。その手順としては
1、まずベトナムを出国する前に、空港でVISAの「申請」のみ行う。申請に必要な金額は25ドル
2、その時に申請書をその場で記入する
3、3×4の写真と、申請許可書を提出
4、ベトナムを一度出て、帰ってくるときに、入国審査前VISA取得所で受け取る。その時に発行代金として50ドル必要
って感じだったんですね。
空港で申請するのは初めてだったなので、場所の確認とか、申請する時間とかを考慮して早めに空港に行くことにしました。
でも実際に行ってみると、
出国時は、することは何もない!
ここにきて謎の裏切り。
なんか説明を聞くと、申請も申請書の記入や料金支払いもすべて帰ってきたときに行うそうです。
無駄に空港で4時間も放浪する羽目になりました。時は金なり。お金ください。
カンボジア観光VISA
VISAに関してはあんまり詳しくない井の中のかくほーは、VISAは海外で仕事をする人たちにとって必要なものであるとしか認識がなかったので、ただの旅行するだけでは、VISAなんてものいらないと思っていたんですよ。
いやぁ~無知ってこわいですね。
基本的に旅行するには、旅行のVISAが必要な国もあるらしいんですね。旅行者の国籍にもよりますが。
結局カンボジアについてそれを知ったので、予定していなかったVISA発行代として30ドルもかかりました。痛恨の一撃。写真も1枚無駄に消費してしまったし。
運よくカンボジアは、その場でその日に発行できるようで、事前の申請や準備が必要なかったので、空港で門前払いということは避けることができました。
運がいいです。
カンボジアの貨幣、リエル
カンボジアについてすぐ、お金を現地のお金に変えてもらいに行きました。僕は今はベトナムのお金、ベトナムドンしか持っていませんし、それはカンボジアでは使えないので、当然現地で使用するために、カンボジアのリエルに変えてもらったんですが、これはこの後すぐに、リエルに変換する必要が全くなかったことに気が付きます。
カンボジアではインフレのこともあるのか、直接的な原因は何なのか知りませんが、ほとんどカンボジアの現地の人が使用しているのは、なぜかドルなんですね。
どこのお店に行っても、値段表示はすべてドル。マーケットなどに行っても交渉で提供してくる通貨はドル。
もちろんリエルでも対応してくれますが、めちゃめちゃめんどくさいです。
1ドルで4000リエルなので、リエルの桁が大きくて毎回の買い物での計算がめんどくさいし、現地の人もあんまりリエル持ってないので、おつりが無くからくれなとか普通にありました。
カンボジアではずっと買い物のとき不必要に頭を働かせなければなりませんでした。
試された大地は北海道だけじゃなかった
日本の隣国にある、北海道国という国がありますね。カンボジアも負けず劣らずの田舎っぷりの大自然で、土地もめちゃくちゃ広かったです。
一応観光する目的もあったので、少しは調べていたんですが、観光地の写真とかだけ見ていただけで、地形に関してはあんまり考えていなかったんです。東南アジアといっても、観光地は密集しているだろうと思っていたんですね。
いざアンコールワットやアンコールトムに行ってみたら、思いもよらぬ広さで、死にました。
節約のため観光はホテルの自転車を借りて観光に回ったんですが、
まずホテルからアンコール遺跡群まで10キロ弱、アンコールワットといわれる遺跡も広くて見て回るのに3時間くらいかかり、そのあとのアンコールトムに関してはもっと広くて、半分も見ないうちに3時間くらいかかりました。途中で帰りましたけどね。
ちゃんと調べてタクシーとかで観光すればよかったです
カンボジアのナイトマーケット
これはカンボジアの観光名所の一つである、市場ですね。多分一番栄えているところみたいな感じでしょう。お土産とか買うのもここだし、飲み屋に行くにもここしかないと思います。
来る前からここは少し調べていて、お土産はここらへんで買った方がいいな~という認識だったんですが、行ってみると、
マッサージ店の勧誘がえぐい。
後でわかったんですが、その市場の一つの通りがマッサージ店ばっかりある通りで、そこに何も知らない僕が足を踏み入れてしまったんですね。
しかもよくわかんない、全くかわいくないオネェみたいな人が「かっこいいねー」ってめっちゃ言ってきてほんとにきもちわるかったです。
ボディタッチも半端じゃない。
普通に抱き着いてくるし、乳首突っついてくるし、本当にカオスでした。
無視したら「ばか!!」といって去ろうとする僕の背中を結構本気で殴ってきます。結構イタイ。
しっかり調べていたらあんな歩くだけでHPが減るゾーンに足を踏み入れずに済んだかもしれません。
ベトナム再入国
いよいよVISAの更新の時ですね。
満を持して申請書を記入しようとしたんですが、
わからないところだらけ。笑
初めてVISAを取得した時よりも記入しなければならない情報がかなりありました。滞在先の住所とか、会社の住所とか、そんなんいらないと思って何も準備してなかったです。普段使わないですしね。
運よく今回はベトナム人の友人と来ていたのでその人に書いてもらって事なきを得ましたが。
しかしかかった金額はたったの25ドル。
当初の情報では合計で75ドルだったはずなんですが、どこまでもテキトーなんですね。その誤った情報を自信をもって提供できるワイルドさに脱帽ですわ。
「計画をしっかり立てていればもっと楽しい旅行が楽しめただろうに」と感じましたか?
それとも
「こういう行き当たりばったりの経験を楽しむのが旅行、いやむしろ人生の縮図」と思いますか?
なんだかんだ、後者のような生き方の方が楽しく思えます僕は。