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就活対策 ~面接で社会人になってからの人生の野望を語れないマン~

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僕は就活生です(n回目)

そういえば、先日エディオンの方に行って、ポケットWi-Fiを契約してきました。これでやっと気軽にBlogが更新できるでしょう。世界も平和になるはずです。

 

 

さて今日も世界平和のために、面接における就活対策を行っているところで、疑問に思ったことがあるので記事にしようと思いました。

 

就活の経験がある人は、もっと言えば大学受験で面接があった人はみな同じところで苦しんだのではないかというこの質問。

 

「この会社(大学に)入って、どんなことをしたいですか?」

 

いやわかるんですよ、何百人、何千人と応募してくる人たちを差別化するためにしている質問というのはわかるんですけど、この質問は僕的にはあかんと思うんですよね。いやその会社に入る野望とかあってもいいけど、わざわざ採用の面接とかで話す必要まではない気がするし、そこで差別化をはかるのもおかしな話なんじゃないかなと思うんですよ。

やっぱ物申す系ブロガーの代表であるこの僕(昨日から)が物申さずにはいられないということで今回真面目に記事を書いていこうと思います。あ、毎回まじめですけどね。

 

 

 

「入社後にどんなことをしたいか」を聞いてくる意図

 

もちろん相手側も馬鹿ではないので、「他のどこの企業も面接の際に聞いているから、僕らもそうしよう」みたいなノリではないと思います。

ないと思うけど、意図としては大体に通ってくるんじゃないかなって感じですよね。

この質問をして得られる志望者についての情報としては

 

・業界、職種に興味が本当にあるのか

・この会社に入る熱意はいかほどか

・志望者の考え方、価値観

・犬ではない

 

大雑把にこんな感じですかね?もちろん実際の現場では話す内容や話の流れとか、雰囲気とか、室内温度とか、椅子の座り心地など、他の要因によって得られる情報は左右されますが。

そして企業が一番知りたいのは、何だかんだ一つ目なんじゃないかなと思います。

これが全くの見当違いなら、この記事の価値はハンドスピナーの回っている時間と同じになってしまうんですけど、多分前提にあるのが入社後の定着率だと思うんですよね。

最近の若者はすぐ何でもブラックと言いますからね。何かにつけてすぐにあそこはブラック、みたいな。色弱が多いんでしょうか?

 

まぁつまりすぐ辞める奴は避けたいので、会社に長くいてほしいですよ的な。

これを前提と考えると、面接で会社側が面接で見たいのは、業界、会社、職種に興味があるのかってところですよね。

 

 

そこじゃなくね?

 

別にいいんですよその方法で採用しても。でもそれが一番優先的に見るところじゃなくね?って感じるんですよね。

目標を持つことや興味があるという理由でそういう世界に入っていくのはいいんですけど、それは一時的な自身のモチベーションを上げる方法論であって、逆に言えばモチベーションが上がらない条件下になった時に会社を辞めたりするわけなんですよね。

 

なので僕としては面接で見るべき(見てほしい)のは先の要素でも挙げた、3番目の「考え方、価値観」ですよね。

そして優先すべき(してほしい)のは、未来志向ではなく、現在思考、というか、イマを楽しんで、その場で開花できるような価値観を持つ人間を買ってほしいんですよ。

 

 

理想は理想で終わる。

 

理想的な現実がある世界を探すより、現実を理想と思える人間が結局強いんですよねって話ですよ。

そういうのがわかっている人が多分人生を語るときに、好きなことやっているとか、今が楽しいとか言うから、第三者も、やっぱ自分の好きなことをじゃないと続かないよな~とか思っちゃうわけで、実は好きなことやっているんではなくて、やっていることを好きと言うことができる人間の方が多いんじゃねって、僕は思うんですよね。

 

 

 

就活がそういう人間を作っている。

 

僕は教育の分野を大学で専攻しているところもあって日本の学習者のそういうマインドを問題視しています。

結局こういう人間って、とりあえずやってみる的な思考ではないんですよね。未来を予想して、理想を立てて、それに必要なものを逆算して、それ以上のことはやらない。っていう考え方。

多分人生を生きてきていると予期せぬ出来事に出会っているはずだし、何とか対処してきた経験は誰でもあるはずだし、人生ってそんなもんなはずなんですよ。

だって未来にはなにが起こるかわかりませんし、でもだから逆に好き勝手言えるんですよね。未来を描くことは良いことですけど、それにモチベが左右されるのはおかしいと思うんですよ。

それなのに、就活等で自己分析した時に、そういう未来志向型マインド(今勝手に名付けました。)になってしまうのはおかしな話なんですよね~。でも今回みたいな質問をされる面接が主流になっている日本の就活の環境がこういうマインドにしてるんじゃね、って感じます。

 

 

 

とどのつまり

 

入社後、どんなことをしたいか、なんてそん時になってみないとわからんという話です。必要なのはどんなことでもある程度楽しみを見出して、その突発的な物事にでも意味づけが出来る価値観を持っている人ですよね。だからそういう価値観を持った人を見出すための面接をしてくれたら幸いです、内定ください、という話でした。

 

でもそうなると、結局志望者側からすれば企業を選ぶ基準はお金とか規模とか知名度とかになってきてしまうし、ただ単に人間性を見るだけでは足りなくて、大学で勉強してきたこととか、資格を持っている人とか、技術がある人とかはどう見るべきかとかいろいろ論点あるし、人事部の人も大変やなって思いました。違う意味で人事部の人も就活頑張ってください。おわり。

 

 

 

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