ベトナムでのインターンシップを終えました。
いやぁー帰ってきましたよ日本。
2週間ぶりくらいのブログ更新ですね。帰国の準備と、帰国してから何だかんだバタバタしてたら更新する暇がありませんでした。(ここで言う「バタバタ」というのは、主に飲み会、麻雀、などなどです。)
インターンシップを終えて、一区切りもついたところで、インターンシップのまとめ的なモノと、これからこのブログで何を書いていこうかな的なことを書いていきたいと思います。
1、海外で生活するということ。
今回が実は初めての長期海外生活でした。不安がなかったと言えば(大)嘘だけれども、あまり何も考えずに来て生活することになったこの8か月を振り返っての感想は、
「何とかなるもんだな」
って感じでした。
犬は野放しでが普通で、かまれたら狂犬病になると恐れられていますが、そんな凶暴な犬がそうそういないわけで、
食べ物に気を付けろと言われてきましたが、バイクの排気ガスで汚染された空気の中で作られている屋台の朝食を毎日のように食べていましたが、お腹を壊したことは一度もありません。
悪い人には気を付けろとみんな言いますが、いわゆる悪い人に出会うのは、日本で悪い人と遭遇するのと同じ確率。
デング熱にかかっても、1週間寝てれば回復する。
用心するに越したことはないですが、用心しすぎるのは時間の無駄かもしれませんね。その時になって対処を考えるだけで十分ですよ。
もちろん現地の方々含め、たくさんの人たちの助けもあって「何とかなってる」んですけどね。
今回のベトナムの生活で、正直怖いものが減りました。やる前から身構えすぎることは、あまり生産性がないかもしれません。
2、インターンシップを行ってみて。
「ベトナムで」というのは少し関係ないかもしれませんが、「社会に出る」という経験は僕にとって初めての経験でした。
この8か月で感じたことは、
自分を売るという能力の必要性でした。
人間の価値って、その人を求めている人々の数だと僕は思っているんです。あくまでも社会的にはですけどね。もちろん家族や親友などかけがえのない存在は個々人にいるだろうし、それを価値づけることは出来ませんが、それは個人の価値観に左右されます。
やっぱり仕事をしてお金をもらって食っていくには、自分の能力を売って、お金に変えなければなりません。
ただ黙って座ってたって、人から求められることなんてありませんからね。もちろんお金も入ってきません。
ベトナムでインターンシップを始めて考えるようになったのはそこでした。
言語が満足に通じない相手には、僕自身を知ってもらうのは簡単じゃありません。しかし、自分から自分を売らなければ仕事ももらえないし、お金も増えません。インターンシップに来たのに日中You tubeを見ているだけの生活になりかねません。
どうやったら自分の良さを伝えられるか、どこに自分の能力を必要とする人たちがいるのか、常にそういうことを考えながら、アンテナを張りながらインターンシップをしていた気がします。それに気が付けたのは大きかったと思うし、それに気が付かせてくれたインターンシップ先には感謝していますね。
3、ベトナムで日本語教師を行って。
教師という職業は大変ですね。
ほんとに、高校の時の僕の担任の先生には今思えば迷惑ばかりかけていたなと、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
よく、教師は「ブラック」と言われていますが、これはブラックになるべくしてブラックになっていると感じました。
ブラックに自然となっちゃうんですよね。
なんでかというと、僕目線で話すとですね、教師というのは大部分は結局自己満足なんじゃないかなと思うんですよ。
わからないけど、教師になっている人の大半は、生徒が好きで、生徒のことを第一に考えて、その学習者のために自分の時間の大半を犠牲にする覚悟のできている人だと思うんですよ。
でも極論言ってしまえば、最後に返ってくるのは何だかんだ、自分が満足するかどうかなんですね。生徒がいい成績を取るとか、生徒が学問に興味を持ってくれるとか、教師と親しくなってくれるかとかね。
そして、この教師という職業は、この満足度の実感がはっきりと、露骨にわかる職業なんですよ。(他の職業はそうじゃなとかではないですよ、やったことないので知りませんし)
授業を一つすれば一発で手応えがわかります。今日は上手くいったとか、上手くいかなかったとか、生徒が理解できているかどうかとか、つまらない授業だったのか面白かったのか。って。
何にも準備せずに上手くいけばいんですが、そうも簡単にいかないのが人生ですね。
そして教師というのはさっき言ったように、生徒のことを第一に考えている生き物なので(それが普通であると願いたい)ので、授業がうまくいかなかったときは、一種の責任感に襲われ、罪悪感まで感じ、下手すればタミフルで空をも飛ぼうとしてしまうほどの精神異常をきたします。
となるとですね、その授業のクオリティをあげようと準備しますね。それが永遠に続きます。生徒が好きであればあるほど、準備が凝ってきますね。
自分で自分の首を絞めているような感じなんですよ。きりがない。
ベトナムでは、説明するためにわかりやすい方法を考えたり、言語も違うので、彼らの母語を使って説明するために準備したり、ほんとにキリがないです。
でも授業料は一緒。
安直に教師という職業になりたいとか、言えないっすよもう。笑
4、海外に出てみるということ。
やっぱり金と時間があれば、日本国外を出た方がいい。
よく「目標もなく、ただの憧れで、あまり何も考えずに外国へ行くのは意味がない」と批判する人たちはたくさんいるんですよ。(僕のことですけど。)
でもそれは、それだけの財力と、持てる時間の余裕と、その人の行動力に嫉妬しているだけです。唾でも吐きかけておいてください。
もちろん、「今何すべきか」ということを考えた上での行動は必要ですけどね。他に優先順位が高いものがあるときに外国に逃げるのはよくないと思います。
そういうのが無くて、時間が余ってるなら、海外に行くのはありだと思いますね。何があるかわからないから行くという感じでいいと思います。何があるかわからないところに、明確な目標を立てていくなんてなかなか難しいし、立てたところで、実際に行ってみたら、想像とのGAPによって、当初の目的が変更されるか、やる気をなくして潰れるかのどっちかです。それなら目標とか考えるのに時間をかけないで1日でも多く自分の生きて来た世界じゃないところで生活すればいいと思いますよ。
行ってみないと、何があるかわかんなですからね。想像もしなかった価値あるものがコロッと転がってることなんて、よくありますから。
これから
ベトナムのインターンシップを機に始めたブログですから、書くこともこれからは普通の日常的な話とか趣味の話ばかりになって行くかもしれないですが、これからも続けていくつもりですので、読者の皆さま今後ともよろしくお願いします。
しばらくはまだベトナムでの旅行のこととか、書けていないで下書きに残っているものもあるので、その残りもちょくちょく書いていく予定です。
ですがこれから就活生となりますから更新の間隔は今まで以上にばらばらになるかもしれません。