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ベトナムでの8ヶ月分の【収入】についてまとめる。

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前回に引き続き、ベトナムでの生活ももうそろそろ終わるので、出費と収入についてのまとめをしています。

前回は出費について書いたので今回は収入に関して。

 

 

04kphenix.hatenablog.com

 

ところで、ベトナムで唯一困ったことと言えば、よくされていたこの質問です。

 

ベトナムには、彼女は何人いますか?」

 

よく塾などの生徒から聞かれました。そんなん答えられるわけないだろ、、、

 

じゃない、じゃない、間違えた。この質問ではなかった。

 

 

 

困った質問はこれじゃなくてこっちです。

 

「給料はいくらぐらい欲しいですか?」

 

僕はインターンシップ生としてベトナムに来たわけですが。インターンシップのプログラムだけでは週末とか、平日もインターンシップが5時半までなのでそれ以降の時間を持て余してしまっていたので、よく自分でも仕事を見つけていました。

 

しかしインターンシップ生と言っても、僕はベトナム人ではないので、ベトナムで働くというか、個人的に助けを必要としている、求人、友達を見つけて、手伝ってあげるという体裁ですね。そのお礼として金一封をもらうみたいなノリです。

 

なので、給料、時給の交渉がとても多かったんですが、

なんせ外国ですからね。基準がわからないので、どれくらいが妥当なのか、全くわかりません。ほんとにわからないんですよ。しかもベトナムですから、日本の時給などとは同じ様には思えませんでした。

 

しかも相手側はそれを理解してくれません。

A「いくらがいいですか?」

僕「いやーベトナムでの基準がわからないので、、、ベトナム人と同じくらいでいいですよ。」

A「いいえ、遠慮しないでください。いくらですか?」

 

やり取りはこんな感じ。日本語で言語は話しているのに、話は通じていない。笑

日本人は遠慮がちというか奥ゆかしいというか、そう思っているのか、遠慮せずに好きな額を言ってください。みたいな。

 

いやー確かに僕は、奥ゆかしくて?礼儀正しくて?謙虚で?いかにも口から出る言葉の99%は「遠慮」のような日本人である雰囲気を醸し出しているので、そう勘違いされるのも無理はありませんが。

 

でもかといってめっちゃ高い金額を要求して断られるのもなんか尺に障るしそれは避けたい。

 

全然関係ないけど、タイに行ったとき、物価が安いから、マーケットで靴を買おうとしたときの話です。値段がないので、交渉かなとは思ったんですが、

いくらですか?って聞いたら、

お前の好きな金額言ってみ?

というので、他の店で見た靴よりもちょっと安い値段を要求したら、キレられました。(笑)

話にならんアホか帰れ。みたいな。

いやいやあんたが好きな額言えと言ったんだろ。英語話してましたけど、定型文的な感じで使ってて意味まで分かってないのかもしれません。

 

じゃぁあんたはいくらなら売るの?と聞いても

「好きな金額を言え」と、またふりだしに戻る。結局買わずに帰りましたけど、あれは納豆を衣服の上にこぼした時くらいめんどくさかったです。

 

 

さて話は戻って、ベトナムでの給料の相場ですね。

もし何を血迷ったか、これからベトナムハノイ)で働く、特に言語の教師をする予定がある人は参考にしてみてください。

 

 

1、ハノイの平均月収

 

 

まず前提として現地の人の収入を一応紹介しておきます。

これは教師だけの話ではないですが、一応調べてみたところ、ハノイの人の平均の月収は日本円にして5万円くらいだそうです。

年収だと60万くらいなんですかね?人によって差は大きそうですけど、まぁこれくらいなのでしょう。もしかしたら今はもうちょっと高いかもしれません。でも10万を超える人はなかなかいない気がします。現地人でね。 

 

 

2、インターンシップ

 

 

僕みたいに長期のインターンシップでは給料を出してくれるプログラムが多いです。

ベトナム滞在中に知り合った他の日本人のインターンシップをしている人たちのを聞いていると、大体3万~5万くらいが相場みたいです。月収ね。

しかし、インターンシップを受け入れる会社はベトナムでも結構しっかりしている会社であるイメージで、そういう会社では給料は手渡しではなく、講座振込みが多いです。

 銀行振り込みの何が困るかというと、税金が引かれるんですよ。

しかも外国人の場合は、2割も。5万の契約だとしても手取りは4万くらいになってしまいますね。これじゃぁタバコやビールに税金がなくても、意味ないじゃないですか。ビールが安いと思わせてバンバン飲ませるが、最終的には所得税として引かれていたというわけか。踊らされていた、、、。

 

直接手渡しだと税金がかからないんですけどね~。

 

 

3、日本語塾

 

 

さて僕がメインで収入を入れていたのはこれですね。ここで言う塾の定義はめっちゃ広いですから、簡単に時間決めて日本語やりたい人に日本語教えてたんだな、くらいに思っておいてくれればいいです。

この8ヶ月で、4、5か所くらいで授業、集会を開講したり、授業、お手伝いさせてもらいましたが、大体時給500円から1000円くらいの間でした。


勉強時間の一コマの時間の長さも関係あるんですかね?

僕が一番高い給料をいただいていたのは、1時間で1000円でした。

次に高いのは、2時間で1500円だったり、3時間で2500円だったり。

一番安いのは1時間で500円くらい。

 

もちろん生徒の人数も影響してくるからでしょうし、あと個人的に教えている場合はその生徒たちの経済状況が変動の要因だと思います。

個人にしても塾みたいなところにしても、大体平均時給は700,800円くらいですね。

正直この金額だとまぁまぁいい値段だと思いますね。ベトナムですから。

 

ちなベトナムでコンビニとかホテルとかでのバイトの時給は400円~みたいですから、やっぱり教師というのは重宝されている職業なのかもしれません。

それにネイティブの先生だともっと払ってくれるという人は少なくないみたいです。僕はそんなに高望みもせずベトナム人の平均的な値段でいいですという風に言っていたんですが、ベトナム人の知り合いにはもっと払ってもらってもいいと思ういいていた小童が少なくありませんでした。

まぁ高くすればそれだけハードル上がりそうで怖いんですけどね。特に教師というのは(笑)自分から要求するんは難しい。

 

 

 

4、翻訳

 

 

これはこの8ヶ月で2個しか承ってないものなのですが、Facebookで知り合った人からの依頼とかが来て行った仕事でした。

 

海外あるあるなのか知らないけど、Facebookを海外のみなさん使いますね。ベトナム人Facebookを主に使っているみたいで、Facebook上の友達とかも平気で1000人超えている人が多く感じました。

実際にさっきの日本語塾とかでも、Facebookからつながってたのが多かったと思います。

それでベトナムでの知り合った友達から僕の情報がどういうわけか広がって、日本語の添削とか、日本語から英語、英語から日本語の翻訳とかの依頼が転がってきたんですね。

とことん運がいいです。

 

これは翻訳の量にもよりますが、大体3~5時間くらいで終わる仕事で、7000円から1万円くらいでした。

ここでも、いくら欲しい?って話になったんですけど、日本でも翻訳の仕事をやっ他ことないので当然どれくらいを要求できるかなんてわかりません。

僕の感覚では3000円がいいとこじゃねと思ってたんですけど、安過ぎね?草はえる」

と言われました。ベトナム人は気前がいいですね。もしくは僕はアホですね。

 

 

 

 

 

 

とまぁこんな感じでした。

こんな感じのノリで週に6~8コマ授業やってたので、我ながらMだなと思います。

おかげでインターンシッププログラム以上の経験を得られました。結局はいろんな経験ができるチャンスは自分で探せばいくらでもあるということですね。収入の話関係なくなっちゃってるけど(笑)

 

このベトナムでのインターンシップで一番学んだと思えるのは、自分を売るということですかね。

インターンシップだけの収入で十分ベトナムで生きていけるんですが、それ以上の娯楽をするとか、旅行に行くとかは厳しいですから。かといってそんなことでお金を親に要求できないですしね。

なので自分で仕事探さんと何もできないという感覚で生活していた感じでした。

でも結局仕事が楽しくて、飲み会にはよく言ってたけど、旅行行く暇なかったや。本末転倒。

 

 

やっぱり日本人という事なのかな~。

 

 

 

 

 

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