異国間の比較は【ビジネス】の予感

 　日本国から離脱して、早４カ月が経とうとしています。

さすがに半年近く（２か月も盛りましたが）離れていると、日本にはあって、ベトナムに無いものが気がかりになってきて、欲するようになりました。

結局、僕はどうあがいても日本人なんですね。海外で生活するような体に生まれていないんです。

ホッキョクグマがどんなにサバンナでの生活を望んでも、サバンナに行くことは出来てもそこでは生活していくことはできないということです。

何言っているかわかりませんね。これもデング熱の副作用なのかもしれません。

そんなホッキョクグマがサバンナで生活するというほど深刻な話ではないですが、日本を離れて生活していると、

「そういえばこの国、あれが無いよな～」とかいう体験をします。

現地の人にとっては、その「日本にはあって、ベトナムにはないもの」で苦しむことはありません。そもそも存在しないんですから、苦しみようがありません。

でも僕にとっては、当然日本人ですから、日本にあって、ベトナムには無いものがあるのは微妙に苦痛です。

別に日本にはなくて、ベトナムにしかないものがあったところで何も苦しいわけはありませんよね。（デング熱くらいですかね）

でもその逆で一度知ってしまっているものを、それが無い世界で生活するのはまぁまぁしんどいんですね。死ぬほどではないですけど。

そんなまぁまぁ微妙な苦痛に苛まれながら生活しているんですけど、最近ふと、これは一種のビジネスのチャンスなんじゃないのかなと思ったりもしました。

良くわかんないけど、よっぽどのことが無い限り、人類の価値観というのは、大体のところでは一致するんじゃないかなと思うんですよ。

車やバイクは、どの国に行っても、便利なものだし、お金があれば、どの国の人でも、大体はこれらの発明を欲しがると思うんですよ。

寿司だって、魚を生で食べる文化が無い国でも、やっぱりおいしいと思う人の割合が比較的に高いから、海外でもお店ができたりして普及したんですよ。

つまり、日本にはあってベトナムに無いもの、で、且つ僕が今欲しているものは、ベトナムで普及させれば、ビジネスとして成功する可能性が高いんじゃないかなと感じました。

僕がある程度普通の人間であるならば、今僕が欲しているものは、ベトナム人にも好まれるものなんじゃないんかなと。

というかむしろこれこそ、異文化理解、異文化交流なんじゃないですかね。僕は将来人間国宝になるかもしれません。

という訳で、今回は「これビジネスになるんじゃね？チョベリグ」って思ったものを主観的に紹介していくので、日本で就職に困った人、居場所が無い人は、これで大穴を当てようとチャレンジをしてみるのもいいんじゃないですか？（笑）

屋上ビアガーデン

昨今、急速に経済が発展しているベトナムでは、高層ビルもどんどん増えています。ホーチミンはもちろんですが、ハノイでも、いろんなオフィスや会社などが拠点を置くためのビルがたくさん増えてきています。

ホーチミンはわかりませんが、ハノイでは、そのビルの屋上を全くと言っていいほど使っていません。

いままでそんなでっかいビルなんてなかったもんだから、使い方がわからなんでしょうか？

ショッピングモールとかの屋上では、かろうじて屋上で、カフェとかが経営されているんですが、オフィスしかないビルの屋上は何にも使われていません。

ここでふと思ったんでが、この屋上でビアガーデン的なのをやれば、結構儲かるんじゃないかなと思いました。

そもそもベトナム人にビアガーデンという概念は無いもかもしれませんが、でも彼らはよく外でビールを飲んでいます。飲み屋とか行っても、外にテーブルと椅子を持っていって、上半身裸になってビール飲んでます（笑）

だから多分、外でお酒を飲むことの気持ちよさは知っていると思うんですよね。

そこでこの屋上を有効的に活用すれば、儲かるんじゃないかと。多分今ビルの屋上を使っていないのは、屋上を使うという概念が無いんだと思います。

ビルを作れば、自然と屋上は出来ますよね。当たり前です。三角の屋根のビルなんてデザイン見たことが無いですから（笑）

ビルを作れば必然的に出来上がるものが、屋上。って感じにしかとらえてないんだと思いますね彼らは。

なので、多分屋上を使わせてくれと頼んでも、ありえないくらい安い値段で屋上を貸してくれると思います。

それにオフィス街？のビルだと、仕事が終わった後のサラリーマンがたくさん来てくれるので、儲かると思いますよ。

しかもベトナムは年中暑いと思いますから、年中ビアガーデンが開けます。

スクラビングバンブル

これ一人暮らしする大学生には奇跡の救世主ですよね。

知ってますか？トイレきれいにするやつですよ。スタンプクリーナーみたいなやつ。なんかゼリー状のものをトイレくっつけるだけで綺麗になるやつ。

ベトナムのトイレって、本当に汚いんですよ。なんでこんなに汚いのかわかりません。

なんでトイレきれいにしないのか、現地の人に聞いたことがあるんですが、他のどの店も他の家も大体きれいにしていないから、汚かったところで、特に問題ないとか言ってました。

この言い分はよくわかんないので無視しますけど、ベトナム人にとっても、きれいなトイレは気持ちよく感じると思うんですよね。

ベトナム人は綺麗とか汚いとかいう価値観は、日本人と似てるのに、なぜか行動に起こさないという変な生き物なんですよ。

ベトナム人よくご飯食べるとき、くちゃくちゃ音を立てて食べるんですけど、この前、口を閉じで、音を立てないで、口の中も見えないたべ方と、ベトナム人の食べ方を比較して見せたところ、前者の方が綺麗だって言ってましたからね。

でもクチャラーは直さない、みたいな。いや、直せないのか。

まぁつまり僕が考えるに、ベトナムにトイレの掃除の仕方を知っている人はいないと思うんですよ。綺麗なのはいいんだけど、どうしていいかわからない。

そこで、掃除の仕方を今から教えるというのは、ビジネスっぽくはありません。商品を売るというか、トイレの洗い方を布教する宗教みたいになってしまいますからね。

それなら、サルでもできるほど簡単な、このスクラビングバブルを売ることを考えた方がよっぽど早いんじゃないかなと感じました。ただトイレにスタンプみたいに押すだけですから。

卵かけごはん

 なんで卵かけごはんはあんなに美味しそうなんですか。これ食べられない外国の人は気の毒でしょうがないです。

これはベトナムに限ったことではないみたいですが、卵を生で食べるなんていう行為は、日本以外の国では自殺行為と一緒らしいです。

日本は除菌？の技術がすごいのか知りませんけど、そのおかげで日本人は生卵を食べられるんですね。

他の国では、日本とは違って、卵の殻についている菌が全然違うらしく、生のままで食べることは無理らしいです。

なので、基本的に日本以外の国では、生卵を食べる習慣はないらしいです。

これは本当に日本人にとって苦痛だと思いませんか。卵かけごはんを食べられない僕の身にもなってください。

約１年も卵かけごはんを食べられないとか、もう僕は日本人には戻れない身体になるでしょう。

さて卵かけごはんのおいしさを知っている皆さんであれば、これを知らない国に普及させれば、かなりいいビジネスになるとは思いませんか（笑）

生卵を食べられるようになる技術は何かは知りませんけど、卵かけごはんを食べられるようにすれば、かなり儲かると思うんですけどねぇ。

どうですか。結構簡単にビジネスがはじめられそうじゃないですか？（笑）

これを参考に、ベトナムでビジネスを始めようと思った方、是非頑張ってください。全力で応援します。

そして僕に卵かけごはんを食べさせてください。