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【仕事ができない】国の人々と仕事するのは骨が折れる。

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 あくまでも「仕事ができない国」というのは、「大日本過労死帝国」の人間からの見方として言っているだけなので、客観的な判断ではないです。あと、ほんとに骨折したわけでもありません。

 

 

 

以前の記事で、日本の過労死の問題についてや、仕事に対する価値観について、少し悲観的な意見を書かせていただいたのですが

 

 

04kphenix.hatenablog.com

 

 

なんだかんだ言って、仕事などに対する価値観や考え方については洗脳されているのかもしません。先の記事で、ベトナム人はいいなー自由で幸せそうに仕事をしているなぁと感じたといっては見たものの、日本での働き方や生き方が身についてしまったのか、彼らの仕事の行い方などを見ているとなんかペースを崩されるというか、調子が狂うというか、彼らと一緒に仕事をこなしていくのはなかなか難しいんですね。

 

 

 

彼らは実際には、「仕事ができない」というか、厳密にいえば、何事にも「ルーズ」に見えるんですよね僕にとっては。

取引先との打ち合わせや、会議の準備、仕事をする上での要所要所に必要な論点の抽出であったり、先を見据えた行動というのができる人は多いですし、賢い人もいるので、そういう意味では仕事はできていると思います。

しかし彼らは本当にマイペースというか、個人競技というか、楽観的というか、何事にもテキトーに見えるんですね、僕からすれば。

 

 

こういう今まで培ってきた誰かと一緒に仕事をするという価値観の違いによって、いろんなところで僕は気を揉んだり、イライラしたり、混乱させられているんですね。そんな経験をいくつか書いてみようかと思いますね。

 

 

 

 1、10分後行動が当たり前。

 

ベトナム人は本当に時間にルーズな感じがします。今僕が所属している会社では、顧客の大半が日本人なので、ある程度仕事上では時間を守ることに徹しているようなんですが、他のところではほとんど守ってくれません(笑)

それでも僕の授業には基本的に5分以上遅れてくる生徒さんが多いです。

あとこれは仕事ではないんですが、普通にどこかへ出かけるときの待ち合わせ時間は15分遅れてくるのがほとんどですね。

 

これはベトナム人も自覚しているんでしょうか、ベトナムに初めて来たとき、空港から僕の家まで案内してくれる人がいて、その人をある時間に会う約束をしてたんですが、その迎えに来てくれる方ではない、マネージャー的な存在のベトナム人からベトナム人は時間を守るのが下手ですから、しっかり細かく連絡を取ってね」と言われました。なんか違う気がする。(笑)

 

 

 

2、基本的に忘れる

 

ベトナム人は自分から「~については~に連絡しますね」とか「~を~の日にしますので、よろしく」とか「今度の週末にご飯を食べに行こう」とかよく提案しておきながら、ほぼ100パーセント忘れます(笑)

 

こういう約束をしたら、こっちからリマインドをして思い出させてあげないと、絶対に行ってくれません。そのくせこっちから連絡した時は何事もなく「もちろん覚えてましたけど」的なノリで返してくるんですけどね。

 

仕事でも何かの企画をやると言ったり、連絡が必要なこととかあっても、しつこくこっちから催促しないと、そのまま忘れ去られます。

 

僕は結構そういう期限に関してだけは敏感なので(期限内に完遂できるとは言っていない)よく期限が近くなったら確認のメールを入れたりしているんですが、この習慣がなければ、いったいいくつの予定や約束がなくなったことかわかりません。

 

 

 

 

 

 3、思ったことなんでも言っちゃう

 

 あの、ベトナム人の中では、いろんなアイディアを持っている人が仕事ができるという認識がされるんでしょうか?

いろんなアイディアを持ってくるのはいいことだとは思います。案件?というほど大それたものではないかもしれませんが、僕のところにも新しい日本語のクラスの編成だったり、授業の方法や内容に対する依頼のようなものが来るんですね。

 

 

5月の下旬のある日のことでした。僕のインターンシップのマネージャーとしていろいろと面倒を見てくれている人が、

新しく6月から日本語の超初心者クラスで、ひらがなからスタートするクラスを作って始めようと思います。6月で平日は毎日1時間行って、一か月で、ひらがな、カタカナをマスターすることが目標ですので、6月の一か月分の授業のスケジュールと指導案的なのを作ってほしい

と言われたんですね。

 

 まぁ言われた通り作ったんですが、3日くらいたって、授業の部屋が時間帯的に毎週確保するのは難しいので、週3になるかもしれません。スケジュールを変更したのを作ってくださいと言われました。

 

最初から確認すればいいのにと思ったんですが、まぁ言われた通りに書き直したんですね。

 

そして6月に入ったんですが、上旬に入っても授業は始まりません。

うちの会社はいろんな部に分かれていて、日本語などの言語の教育や指導などの管理に関しては、コミュニケーション部というチームが運営しているんですが、そこから新しいクラスの編成の許可をもらっていないっていうんですね。

 

僕は普通に、このひらがなのクラスはもうすでに会社で決定されたものだ思っていたんですが、どうやらただの案件の段階でしかなかったのに、僕に依頼していたみたいなんですね。

どう見ても順番がおかしいですよね(笑)これはどう考えたって効率が悪すぎます。

 

しっかりと共通見解を得てから着手すればいいのに、確定していない情報を流すので、かなり混乱します。

 

結局、授業は今も始まっていません(笑)

その話すらもうされていません。

 

彼等はよくこういう、勝手な個人的な意見を確定したも同然のように行動に移しちゃうんですね。これは踏むべき手順が見えていないのか、前提をそろえるのが下手なのか。はたまた絶対に施行されるという自信からくるものなんでしょうか。 

 

どっちでもいいですが、こんなことが頻繁にあるので、最初に仕事を任された時は、話半分で聞く方がいいみたいです。

 

 

 4、キャンセルの連絡が遅い

 

ベトナム人は予定のキャンセルをするときに相手にそれを知らせるのが本当に下手です。そもそものドタキャンの確率もめっちゃ多いんですが。

 

これは仕事での体験ではないんですが、

最近少なくとも3人にドタキャンされましたね。

 

 

一人目は、朝9時から会う予定でした。予定の時間になっても全然来ないので、何度も連絡を入れたんですが、連絡がつかずに、やっと10時くらいになって「元気が悪いです」というキャンセルの連絡が来ました。

 

二人目は、12時から一緒に昼ご飯を食べる予定だったのですが、11時50分くらいに、場所の最終確認をするために連絡したら、「ちょっと事故に遭っていけなくなった」と言われてキャンセルされました。

 

三人目は、15時からカフェであって日本語を教えるという約束だったのですが、13時から全く連絡が付かずLINEも既読が付かないので、あきらめていたんですが、案の定18時になって、「お母さんが急に倒れた」とかいう連絡をしてきましたね。

 

まず、3人うち2人は約束の時間以降に連絡が来ている

 

もう一つの問題は、基本的に僕が確認のために僕から連絡しているんですね。

 

彼等は、もし約束の時間に来なかったら、相手は察してくれるとでも思っているんでしょうか。それなら待ち合わせの場所までの移動時間の人件費を払ってもらいたいくらいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんだけ足並みがそろわないと本当にいろいろやりづらいです。

 

でもビールを飲む時だけの乾杯のタイミングは絶対にみんなで一緒に合わせようするんですよね。ベトナムでは、乾杯は最初に一回だけではなく、ビールを口に運ぶときはいつでもみんなで乾杯してみんなで口にビールを持っていきます。

一人で飲まれると寂しいらしいです。

 

その思いやりを他のところにも使ってくれ(笑)